三橋「密度依存理論@ITmedia」

あとで読む。

 もう1つの組織研究における過去30年間の発展の特徴として、研究拠点がそれまでの社会学部からビジネス・スクールに移行したことが挙げられます(米国だけの話になってしまいますが)。これにより、従来の、組織の中のコントロールや官僚制、分業とコーディネーションという、システム構築と社会形成の機能主義的な観点から、組織戦略やパフォーマンス、組織間競争といった問題に研究者の関心も一気に移ることになりました。これらの近年の変化によって、組織研究の持つ本来の言葉が持つイメージだけではとても説明がつかない領域までもが最近の研究対象となってきており、経営学における戦略論や経済学の産業組織論などとの隔たりも益々なくなりつつあります。

あるいみ切ない。