マルティン・ハイデガー(1927)『存在と時間』第一部第一篇 第3章「世界の世界性」


ISBN:4121600517 ISBN:4121600533 ISBN:412160055X

第一部 時間性をめがける現存在の学的解釈と、存在への問いの超越論的地平としての時間の究明 041

第一篇 現存在の予備的な基礎的分析 104

第1章 現存在の予備的分析の課題の開陳 105
第2章 現存在の根本機構としての世界内存在一般 135
第3章 世界の世界性 163
    • 第14節 世界一般の世界性の理念 063
  • A 環境世界性と世界性一般との分析 173
    • 第15節 環境世界の内で出会われる存在者の存在 173
    • 第16節 世界内部的存在者に即しておのれを告げるところの、環境世界の世界適合性 188
    • 第17節 指示と記号 200
    • 第18節 適所性と有意義性 世界の世界性 214
  • B 世界性の分析をデカルトでみられる世界の学的解釈に対して対照させること 231
    • 第19節 拡ガリノアルモノとしての「世界」の規定 232
    • 第20節 「世界」の存在論的規定の諸基礎 238
    • 第21節 「世界」をめぐるデカルト存在論についての解釈学的討議
  • C 環境世界の環境性と現存在の空間性 263
    • 第22節 世界内部的な道具的存在者の空間性 265
    • 第23節 世界内存在の空間性 271
    • 第24節 現存在の空間性と空間 287

著作の構想

点線部分は結局刊行されませんでした。ウケる。

第一篇の構想

いまいるのは第一篇の第三章。
〈世界-内-存在〉という構造を、〈世界-内〉・〈現存在〉・〈内-存在〉という三つの構造的契機に分解して検討するパートのうちの最初(=「世界内」)のところ。