パーソンズのADSL図式:その2

ありゃ。先日我々は、「四つの基本権機能」として挙げられている(@2章)、

  • 人格の自己表出(第4章で議論)
  • 信頼しうる行為態度予期の形成(第5章で議論)
  • 経済的欲求充足(第6章で議論)
  • 共通なものとしての拘束力をもつ決定を下す可能性(第7章で議論)

を、上から順にLIAGだろう、ということで結論づけちゃいましたw

んむー。そうかぁ。

  external internal
instumental A:経済的欲求充足 I:予期形成
consummatory G:拘束力をもつ集合的決定 L:人格の自己表出

なるほどADSLだねこりゃ。



ひさびさにざっくり読み直してみたら、第9章(p.317)には、ADSL図式そのものが、続くp.321には、再度、

  • 経済的欲求充足
  • 人格の社会的提示
  • 受容可能な行為態度予期
  • 拘束力を持った問題決定

が、ADSLと関連づけて登場してますな。すっかり忘れてました。
このへんあわせて再考してみます。