大人の振替休日。
藤守ゼミ@一橋。
- Jeff Coulter, "Logic: Ethnomethodology and the Logic of Language"
in
Ethnomethodology and the Human Sciences
- 作者: Graham Button
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 1991/09/05
- メディア: ペーパーバック
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メモ:本日のディスカッション。
- ほぼ10年前の論文*で「アプリオリ**かつコンティンジェントな構造」という言葉で議論していたこと***が、この論文では「インフォーマルなロジック****」という言葉で表現されている。
- 課題が引き継がれ、敷衍されていることはわかるが、10年前の論文に対する疑問はほとんど解消されない。
- この論文では「取り消しが可能であることdefeasibility」について再三、断片的に触れられている(し、おそらく当然の前提ともなっている)が、むしろその点にこそ焦点をあてて、インテンシヴな考察を行う事が必要(かつ有望)なのではないか。
- が、「そんなことは──クルター含め──おそらく世界中で誰もやっていない(=考えていない=気にしていない)*****」‥‥‥ って Σ(゜Д゜;≡;゜д゜) ェエッ?
* Jeff Coulter, "Contingent and A Priori Structures in Sequential Analysis", HUMAN STUDIES, Vol. 6, No. 4, 361-376, October 1983.
** © クリプキ
*** 論理文法分析と会話分析に共通する(あるいは共通すべきである)──そして統計的な偶然性とは異なる──意味での「コンティンジェンシー」概念を前提にした──やはり統計的な法則性とは異なる意味での──「経験に先立つものa priori」についての研究の身分をクリアにすること(により、そうした研究を擁護すること)。
**** © ライル
***** FJMR氏談(大意)
** © クリプキ
*** 論理文法分析と会話分析に共通する(あるいは共通すべきである)──そして統計的な偶然性とは異なる──意味での「コンティンジェンシー」概念を前提にした──やはり統計的な法則性とは異なる意味での──「経験に先立つものa priori」についての研究の身分をクリアにすること(により、そうした研究を擁護すること)。
**** © ライル
***** FJMR氏談(大意)