本日のランチ。
- Niklas Luhmann Die soziologische Beobachtung des Rechts, Alfred Metzner Verlag, Frankfurt am Main 1986
ごらんのとおり、『法の社会学的観察』は『社会の法』前半部のレジュメになっている。
『法の社会学的観察』(1986) | 『社会の法』(1993)
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ただし「観察」の節見出しは訳者が付けたもの。
ためしに『社会の法』(1993)の全体構成を俺様なりに考えてみると、こんな感じか。
- 第01章:法理論はどこから出発すべきか
- 【法の作動レヴェルの統一性:基底的自己準拠(=オト(・∀・)ポイエンチス!)】
- 【閉鎖】第02章:法システムの作動上の閉鎖性[→作動を結びつけるシンボルとしての「妥当」:実定法の実定性について]
- 【機能】第03章:法の機能[→<機能(=一般化)/遂行(=コンフリクト解決・行動制御)> と 組織]
- 【構造】第04章:コード化とプログラム化
- 【法の観察レヴェルの統一性:自己観察と偶発性定式】
- 第05章:偶発性定式としての正義[→観察を結びつけるシンボルとしての「正義」]
- 【中間考察:「進化論的記述」の採用をめぐる省察=正当化】
- 第06章:法の進化
- 【二次の観察:相互行為-と-テクスト-における/による-過程的自己準拠】
- 第07章:法システムにおける裁判の位置【→相互行為】
- 第08章:法的論証【→テクスト】
- 【構造的カップリングとその限界】
- 第09章:政治と法
- 第10章:構造的カップリング
- 【二次の観察:反省的自己準拠(反省理論)】
- 第11章:法システムの自己記述
- 第12章:社会とその法