リッチモンド&マクロスキー『非言語行動の心理学』

昼食。数章読んであとぱらぱらしてみた。
概論としてよさげ。が、翻訳がやや不安なところあり。

非言語行動の心理学: 対人関係とコミュニケーション理解のために

非言語行動の心理学: 対人関係とコミュニケーション理解のために

1章で「非言語メッセージ」の機能分類と形態分類が提示され、2章以降で各形態が1章ずつをつかって解説=紹介される(機能分類はその際に用いられる)。

非言語メッセージの機能非言語メッセージの分類
  1. 補完 complementing
  2. 矛盾 contradicting
  3. 強調 accenting
  4. 反復 repeating
  5. 調節 regulating
  6. 置換 substituting
  • 外見的特徴 physical appearance
  • ジェスチャーと動作 gesture and movement
  • 表情と視線行動 facial and eye behavior →視線学 oculesics
  • 音声行動 vocal behavior →音調学 vocalis / パラランゲージ研究
  • 空間 space →近接学 proxemics
  • 接触 touch →触覚学 haptics
せんせい「非言語メッセージの分類」は何がどう分類されてるのかわかりません。

それを踏まえて、9章以降の章では、5つのネタ(近接性・男女・職場・教師と学生・異文化間)が扱われる。
ので、1章から8章まではほぼ独立に読むことができるけど、9章以降は、8章までを読んでいないと 理解が難しかろう(誰かが)。