本日の夕食。
- 作者: 池田信夫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/06/21
- メディア: 単行本
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[2ちゃんねるで]まず目立つのは「私はこう考えるという主張がほとんどなく、他人を罵倒するメッセージばかりが続くことだ。これは名無しであるため、自己というものが存在しないことが原因だろう。フランスの哲学者ジャック・デリダは、言語を「語る主体」による本質の表明と考える形而上学的な思考を批判し、語る主体なきエクリチュール(文字)こそ言語の本質だと主張したが、インターネットは彼の言語観が正しいことを示しているのかもしれない。
日常的な経験では、言説の内容と語る主体は不可分であり、相手はその言語の内容を解釈するとき、だれがどう語ったかという文脈をもとにして判断する。しかしネットの匿名記事では、語る主体は抹消されるので、文脈のない言葉だけが「宙吊り」になっている。[‥][p.41]
これは素敵なインターネットですね。(←褒めてみた
しかし、池田先生のご説が正しいとすると、「したがって、デリダの主張は「ネット(の一部)」では成り立っているようにみえるが、しかし「日常」では成り立たず、間違っている(か 一面的である)」
という方向の結論が導かれるのではありませんか?
お仕事以外。
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じゃ、
こっちこいよ[p.168]
いつか使う。
*1:なにが。