涜書:フリーマン『マーガレット・ミードとサモア』

朝食。再訪。
読み進めるだに切ない。

マーガレット・ミードとサモア

マーガレット・ミードとサモア

I 文化決定論の擡頭

  • ゴールトンと優生学と遺伝決定論
  • ボアズにおける文化と遺伝
  • 文化決定論の船出
  • ボアズは扱いにくい問題を課す

II ミードのサモア調査

  • ミードは絶対的な回答を献上する
  • ミードによるサモアの描写
  • 神話の誕生

IV ミードとボアズ派のパラダイム

まで。


■恐怖!ハイパーコミット過剰同調女!!

[p.67-68]

嗚呼もぅ。イタくて見てらんない。


「いつも左から抜いて行く奴がいる」(© ブルデュー*)。

基本的には その場で受容されやすそうな、しかし――場からの承認を妨げない程度にちょっとだけ――無駄に 尖鋭化=過激化された(したがって単純化された)見解を無駄に手際よく まとめてみせることで、場からの承認と新奇性(〜出し抜き)による敬意の双方を獲得しよう という優等生的戦略に走る人、いるよね。どこにでも。

ハバーマスとか。

もうちょっと自由に生きられないもんですかね。まぁいいんだけど。

* ブルデューがいってんのは たとえばイリイチのこと。


※ご参考:http://www2.ocn.ne.jp/~iri1/


残りもので夕食。

III ミードの結論への反駁

  • ミードの調査の歴史的背景
  • 位階
  • 協同と競争
  • 攻撃的行動と戦い
  • 宗教──異教とキリスト教
  • 処罰
  • 育児
  • サモア人の性格
  • 性習俗と性行動
  • 思春期
  • サモア人のエトス

あと II 再訪。