涜書:ハロルド・バーマン『法と革命』

本日もひとさまから複写していただいた文献を読みますよm_(. _ .)_m

Law and Revolution, I: The Formation of the Western Legal Tradition

Law and Revolution, I: The Formation of the Western Legal Tradition

本日は第1部4章を。宮島訳とともに。

chap4: Theological Sources of the Western Legal Tradition
  1. Last Judgment and Purgatory
  2. The Sacrament of Penance
  3. The Sacrament of the Eucharist
  4. The New Theology : St.Anselm's Doctorine of Atonement
  5. The Legal Implications of the Doctrine of the Atonement
  6. Theological Sources of Western Criminal Law
  7. The Canon Law of Crimes

これ相当面白いよ。
法史/キリスト教教義学〜神学についての教養がまるでなくても読めるところがありがたい。合衆国のひとすごい。

だから大著になっちゃうんだなぁ。

邦訳出ればいいのにな。

  • 本日の一行要約(前半):
    アンセルムスは神「学」──神を(信仰によってではなく)理屈で理解できるようにすること──の基礎をあたえた(というよりむしろ「つくった」)。それが西ヨーロッパにおける法の意味を根本的に変えてしまったのだが、実はアンセルムスの神学は ローマ法をパクった(!)ものだった。