涜書:\(^o^ )/ スティーヴ・フラー『我らの時代のための哲学史』\(^o^ )/


まだ読み終わってないのだが。
ドグマ人類学総説―西洋のドグマ的諸問題』以来ひさびさの 弩級の糞本 認定*が出るかもしれぬ悪寒。寒い。とても寒い。

* というのがこのブログの最初の記事であった。id:contractio:20031204
その後分かったのは、「世の中に糞本はたくさんあるが、弩級のものは やはり それはそれで少ない」というシンプルな事実であった。
我らの時代のための哲学史―トーマス・クーン/冷戦保守思想としてのパラダイム論

我らの時代のための哲学史―トーマス・クーン/冷戦保守思想としてのパラダイム論

  • まえがき トーマス・クーンと時代をともにして
  • 序章
  • 第1章 プラトンからNATOまでの巡礼
  • 第2章 科学魂のための科学者最後の闘争
  • 第3章 コナント時代の科学のイメージの政治学
  • 第4章 コナントの教育戦略からクーンの研究戦略へ
  • 第5章 クーンは意図せずにいかにして急進的未来から社会科学を救済したか
  • 第6章 十分には失われなかった世界
  • 第7章 儀式化された政治的不能としてのクーン化
  • 第8章 結論


とりあえず、ページをめくるだけで こんなに苛々させられる──「飲み屋で 決めつけオヤヂに絡まれてる気分」的なものが味わえる──本は ほんとうに久しぶり。
というわけで、全部読み終わったら恐らく何か(呪詛の言葉)を書くであろう。


■追記: 識者のご教示