6月18日まで。
- 竹内・児島・橋元『メディア・コミュニケーション論〈1〉』asin:4893846620
- ルイス・コーザー『社会学的分析の歴史〈8〉アメリカ社会学の形成 (1981年)』
アメリカにおいては、将来の牧師や他の専門職や上層の人たちの教育のための単科大学は植民地時代以来盛んだった。しかし、アメリカにおける完全な意味での最初の総合大学となったジョン・ホプキンズ大学が広く一般に門戸を開放したのは、1876年になってからだった。「4年後、コロンビア・カレッジが全国的総合大学への発展の緒についた。まもなくミシガン大学とペンシルヴァニア大学がこれに続いた。1891年には、巨額の私財の寄付によって、二つの主要な大学、スタンフォード大学とシカゴ大学とが設立された。まもなく、他のいくつかの大学がこれに続いた。
アメリカの大学制度は、かなりの短期間のうちに目覚ましく拡張しただけでなく、新しい大学は、ヨーロッパの大学のように何世紀にも渡る古い伝統に縛られることがなかったので、新しい学問、とりわけ社会科学系の新興学問の受け入れに積極的だった。 [26]
- ダリオ・メロッシ『社会統制の国家』
- 富永健一『戦後日本の社会学―一つの同時代学史』
- 広田ほか編『グローバリゼーション、社会変動と大学 (シリーズ 大学 第1巻)』