2015-12-31 涜書:佐藤郁哉(2002)『組織と経営について知るための実践フィールドワーク入門』 lectOrg 三月の新潟講義へ向け文献の確認などを。 昨年は講義準備のためにクロザーズ『マートン』を読んでいた模様。 http://d.hatena.ne.jp/contractio/____1231 組織と経営について知るための実践フィールドワーク入門作者: 佐藤郁哉出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2002/11/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (26件) を見る 序章 「現場」を知り、「現場」を変える 第I部 フィールドワークという方法──フィールドワークとは何か? 第1章 密着取材・体験取材としてのフィールドワーク 1 沢木耕太郎『一瞬の夏』 ISBN:4101235023 ISBN:4101235031 2 鎌田 慧『自動車絶望工場』ISBN:4062770393 3 小笠原祐子『OLたちの〈レジスタンス〉』 4 マイケル・ブラヴォイ『同意製造工場』 5 ギデオン・クンダ『企業文化のエンジニアリング』 第2章 観察研究としてのフィールドワーク 6 メルヴィル・ダルトン『伝統的管理論の終焉』ISBN:B000J9TT0Y 7 ピーター・ブラウ『官僚制のダイナミクス』 8 金井壽宏『企業者ネットワーキングの世界』 ISBN:4561232311 9 ヘンリー・ミンツバーグ『マネジャーの仕事』 ISBN:456124218X 第3章 聞きとり調査としてのフィールドワーク 10 ロザベス・カンター『企業のなかの男と女』 ISBN:4820115596 11 アーリー・ホックシールド『管理される心』 ISBN:4790708039 12 フランク・ファースタンバーグ『未婚の母のライフプラン』 13 マーク・グラノヴェッター『転職』 ISBN:4623029786 第II部 フィールドワークの発想──なぜ、フィールドワーク? 第4章 定性的調査法の発想 14 キャサリン・エディン、ロウラ・レイン『シングル・マザーのサバイバル戦略』 15 ウォルター・パウエル『編集する/出版する』 16 ルイス・コーザーほか『本─文化と商業の交錯』 第5章 漸次構造化法の発想 17 アルヴィン・グルドナー『産業における官僚制』 ISBN:B000JAIUYY 第III部 フィールドワークの技法──どのようにフィールドワークすべきか 第6章 文献調査(ライブラリーワーク) 第7章 アクセスと役割関係のマネジメント 第8章 フィールドノートをつける 第9章 聞きとりをする 第10章 報告書(民族誌)を書く 文献 佐藤郁哉(2002)「労働現場の民族誌(エスノグラフィー)─米国におけるフィールドワークを中心にして」日本労働研究雑誌 44(2・3), 56-70, 2002-02http://db.jil.go.jp/db/ronbun/2002/F2002070003.html