明治維新論集。
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- 1960 岡義武の助手(日本政治外交史)
- 1963 立教大学講師
- 1964 同助教授
- 1967 東京大学教養学部助教授
- 1970-72 日本学者アルバート・クレイグの招きでハーバード大学に滞在
- 1977 同教授
- 1992 同辞職
- 1992 慶應義塾大学総合政策学部教授
「新版への解題」(御厨 貴)
339
亡くなるまでの数年間、憑かれたように取り組んだ『笹川良一研究──異次元からの使者』(中央公論社)というやや評価の難しい単著のことを忘れることはできないが、ここは先を急ごう。
343
幕末・維新期において川路・大久保・岩倉を描きながら「ファナティクス」たちに反転した佐藤は、現代においても知識人・丸山を描きながら、今度は敢えて反知識人・笹川良一に反転してみせたのだ。
文献
- 佐藤誠三郎(1969)「現代日本における学生と大学──学生反乱との関連において」
内田忠夫・衛藤瀋吉編『新しい大学像を求めて』日本評論社 - 佐藤誠三郎編(1990)『東西関係の戦略論的分析 (国際研究叢書)』 日本国際問題研究所
- 佐藤誠三郎(1998)『笹川良一研究―異次元からの使者』中央公論社