借りもの:島田裕巳(2017)『反知性主義と新宗教』


書籍詳細 - 反知性主義と新宗教|イースト・プレス

第一章 反知性主義とは何か


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第二章 日本会議反知性主義

③が日本会議へ。

何いってんだ...。

  • 1937 文部省『国体の本義』
  • 1947年に谷口雅春先生曰く
    「谷口哲学は平和的な天皇絶対論であり、すべての人間を神の子として礼拝し、キリストの「敵を愛せよ」の教へを更に超へて「本来敵なし」と教へたのであります。併し、日本が他国と戦争を現実に始めた以上は、日本人として、日本に戦争に勝つやうに協力するのは当然であり、日本が戦争に勝つやうに協力しなかったものは、海外亡命中の共産党員か、入獄中のものくらいでありませう。」

あの時代は仕方がなかった、と。

第三章 創価学会反知性主義

  • 日蓮大聖人御書全集
  • 109「創価学会の場合には、会費を徴収しないことを特徴にしているが、『聖教新聞』などの出版物を購入したり、一年に一度おこなわれる「財務」の際に献金したりすることで組織は維持されている。」
  • 111 創価学会には、「会員のあいだに、活動を進める上で格差が生まれない仕組みが整えられている。他の新宗教の教団が、内部の対立や分裂を繰り返してきたのに対して、創価学会にはそうしたことが起こらなかったのも、こうした仕組みが確立されているからである。」
  • 114 章末シメのことば。
    創価学会の会員であるということは、大衆にとどまり、反知性主義の立場を堅持しなければならないことを意味する。大衆であることから脱しようとするならば、学会からも抜けなければならない。そこには、反知性主義としての創価学会の限界が示されていると見ることもできるのである。」

何を・なぜ・どこに見ることができるんですって?

第五章 反知性主義の日本的伝統

新宗教と新新宗教の対比:

「新新宗教」の規定は西山茂によるものらしいが、文献が載っていない。以下はツイッターでのご教示による: