ありがたくもご招待いただいたので出かけて参りますが、実はゲンロンカフェに立ち入るのは初めて。
どこにあるかも知らないのでこれから調べます。
- 2023 10/13 [Fri] 19:00〜
- 一般 3,000円、学生 2,500円
https://genron-cafe.jp/event/20231013/【イベント概要】
哲学者の山内志朗さん、檜垣立哉さん、アダム・タカハシさんをゲンロンカフェにお招きし、〈バロック〉を入り口に、中世から近代、現代まで、哲学の歴史と可能性をとことん語り合っていただくイベントを開催いたします。
イベントのきっかけは、今年5月からシラスで「山内志朗のラテン語が一瞬で身につく夢の哲学チャンネル」の放送も始まった、山内志朗さんによる新著『中世哲学入門──存在の海をめぐる思想史』(ちくま新書)の刊行でした。さらにそれと呼応するかのように、中世ヨーロッパ関係の書籍が相次いで出版され、トマス・アクィナス『神学大全』の文庫化も始まりました。
いま、ゲンロン・シラス界、そして日本の読書界に、中世哲学の熱い風が吹いているのです。
今回のイベントでは、中世哲学が近代哲学へ移行していった時代である〈バロック〉にスポットライトをあて、いまだ十分には知られざる哲学の歴史にわけ入ります。
ご登壇いただくのは、中世倫理学・スコラ哲学がご専門の山内志朗さんと、ベルクソンやドゥルーズなどの現代思想がご専門の檜垣立哉さん、そして昨年『哲学者たちの天球』(名古屋大学出版会)が話題をあつめた、中世自然哲学がご専門のアダム・タカハシさんです。
中世ヨーロッパの天使から現代日本の〈セカイ系〉まで自在に論じてみせる山内さんと、フランス現代思想から近代哲学、日本思想まで幅広く議論にとりこみ、怒涛の新刊ラッシュで人文界隈に衝撃を与えてきた檜垣さん。じつは、おふたりの思考は〈バロックの哲学〉において交差するのだとタカハシさんは読み解きます。ほんらい「歪んだかたち」や秩序からの「逸脱」などの意味をもつ〈バロック〉は、哲学にどのような新しい可能性を切り開くのか? そもそもなぜ〈バロック〉が重要なのか?
そして、先日の『存在論的、郵便的』シンポジウムでゲンロンカフェ登壇が熱望された檜垣さんの自由闊達なトークに、山内さんとタカハシさんはどのように応答するのか──。
ここでしか聴けない、ゲンロンカフェならではの哲学イベントにどうぞご期待ください!なお、司会をつとめるゲンロン編集部の植田は、哲学のど素人。イベントは、そもそもバロックとは?というところから始めていただこうと考えています。ぜひお気軽にご参加ください。