いただきもの:ポーラ・ステファン(2010→2016)『科学の経済学』/STS学会(2017)『研究公正とRRI』


科学の経済学

科学の経済学


研究公正とRRI (科学技術社会論研究 第14号)

研究公正とRRI (科学技術社会論研究 第14号)

中村征樹「研究不正」

  • 中村征樹(2011)「研究不正への対応を超えて:リサーチ・インテグリティ・アプローチとその含意」 メタフュシカ 42

  • 中村征樹(2016)「研究不正問題をどう考えるかー研究公正と「責任」の問題」 哲学 67

  • 1. はじめに
  • 2. 「研究不正行為」の概要
    • 2.1. 狭義の研究不正行為
    • 2.2. 広義の研究不正行為
  • 3. 研究不正問題への対応を超えて
    • 3.1. 「研究不正行為」の定義を巡る論争
    • 3.2. 「懸念ある研究行為」への着目
    • 3.3. 研究不正の対応から、責任ある研究活動の促進へ
    • 3.4. 責任ある研究活動を促進する環境構築
  • 4. リサーチ・インテグリティ・アプローチの含意
  • 5. おわりに

  • はじめに
  • 1. 研究不正問題とはどのような問題なのか
    • 捏造・改ざん・盗用
    • 研究不正はなぜゆるされないのか
  • 2. 研究不正問題にどう対応するか
    • 研究不正と犯罪
    • 研究コミュニティの自己統治
    • 研究不正問題への規制
    • 全米科学アカデミーの対応
    • 研究公正と「責任」
  • 3. オーサーシップにみる研究公正
    • オーサーシップとはどのような問題か
    • オーサーシップ問題への対応
    • 集合的オーサーシップ
    • オーサーシップのエコノミー
  • おわりに

お買いもの:江川隆男(2019)『スピノザ『エチカ』講義』

合評会があると聞いて:Spinoza Kyokai/スピノザ協会



スピノザ『エチカ』講義 | 法政大学出版局

  • 序論 批判的で創造的な
第Ⅰ部 〈人間‐身体〉は何をなしうるのか
  • 第一講義 人間身体の価値――二つの座標系
  • 第二講義 実在性の変移――身体と感情について
  • 第三講義 非十全なものの実在性
  • 第四講義 身体のプラグマティック
第Ⅱ部 〈特異性‐永遠なるもの〉の生成について
  • 第五講義 感情の強度
  • 第六講義 感情と理性との内包的反転
  • 第七講義 様相の変革――習慣から生活法へ
  • 第八講義 感情から概念へ
  • 第九講義 人間身体の本質の触発――死と永遠
  • 第九講義 附録―─戦略哲学としての『エチカ』の折れ目
第Ⅲ部 〈神‐自然〉とは何か
  • 第一〇講義 神あるいは自然について――人格神でも創造神でもなく
  • 第一一講義 神の論理学的構成――特性から構成へ
  • 第一二講義 神の自然学的構成――構成から産出へ
  • 第一三講義 神の力能論的構成――形相的原理と想念的原理
  • 第一四講義 精神と身体の価値転換的並行論
  • 第一五講義 人間の自由について――ただ自由意志からの解放にのみ存すること
  • 結論 実践から戦略へ

借りもの思案:文学理論

ルーマン解読」用。

借りもの思案:分人(dividual)論

ルーマン研報告/『ルーマン解読』用。




田口陽子(2016)『市民社会と政治社会の間:インド、ムンバイの市民をめぐる運動の人類学』

博士論文: http://doi.org/10.15057/27753
単著:ISBN:4801003796

  • 序論
    • 第一節 新しい市民/ミドルクラス
      • Ⅰ 「新しい市民」の活動
      • Ⅱ 「新しいミドルクラス」という集団
      • Ⅲ 「市民」と「ミドルクラス」のつながり
    • 第二節 本論文の理論的視座
      • Ⅰ 部分的つながり
      • Ⅱ インド民族社会学と分人論
      • Ⅲ 文脈自由と文脈依存
    • 第三節 本論文の構成
  • 第一章 フィールドとプロジェクト
  • 第二章:市民社会と政治社会:複数の統治の相互関係
  • 第三章:腐敗と反腐敗:市民的な価値の運動
  • 第四章 ウチとソト:複数のウチの変容と拡張

  • 第五章 個人と分人:インテグリティと関係性の可視化
    • 第一節 <分人化>と心理学化
    • 第二節 インドの分人性
      • Ⅰ 市民的「行為」:満足、ギーター、果報
      • Ⅱ 分人性の動態:カルマと文脈自由
    • 第三節 心理学化市民運動
      • Ⅰ 心理計測の起源
      • Ⅱ 「インテグリティ」の計測
      • Ⅲ 「心理計測アセスメント」講座の形式
      • Ⅳ 「オカルト科学」とのアナロジー
      • Ⅴ 「文化」の可視化
    • 第四節 関係性の生成と摩擦
      • Ⅰ セーワーと社会奉仕
      • Ⅱ 学生の奉仕
      • Ⅲ 企業家的な奉仕
    • 第五節 小括
  • 結論