科学社会学

お買いもの:バーナード・バーバー(1952→1955)『科学・社会・人間』

この本、邦訳があったの知らなかった。 Bernard Barber, 1952, Science and the Social Order. ISBN:B0000CILGM ISBN:0313203563 ISBN:1245640526 https://dl.ndl.go.jp/pid/3023534 科学社会人間 (1955年) (緑園選書)作者:バーナード・バーバー緑園書房Amaz…

いただきもの:ラトゥール&ウールガー(1979/1986→2021)『ラボラトリー・ライフ:科学的事実の構築』

どうもありがとうございます。 科学人類学の現代の古典に ようやく邦訳が...。2022年2月5日には邦訳刊行記念イベントもあるそうです。 ラボラトリー・ライフ―科学的事実の構築作者:ブリュノ・ラトゥール,スティーヴ・ウールガーナカニシヤ出版Amazonラボラト…

特集:マルケイ&ギルバート(1984→1990)『科学理論の現象学』

科学社会学特集の続き:https://contractio.hateblo.jp/entry/20191113/p7 データセッションの準備。 『科学理論の現象学』柴田幸雄・岩坪紹夫訳、紀伊國屋書店、1990年 Opening Pandora's Box: A Sociological Analysis of Scientists' Discourse, 1984. 著…

第7章「概念的幻覚の使用」

『科学理論の現象学』柴田幸雄・岩坪紹夫訳、紀伊國屋書店、1990年 Opening Pandora's Box: A Sociological Analysis of Scientists' Discourse, 1984. 原文:https://cress.soc.surrey.ac.uk/opb/ch7.htm 7 Working conceptual hallucinations 小見出し 7-1…

小特集:談話分析

総特集科学哲学 の続き。contractio.hateblo.jp マルケイ&ギルバート(1984→1990)『科学理論の現象学』ISBN:0521274303 を参照している文献。異様に少ない。 奥田 栄(1992)「科学の語り方」 科学基礎論研究 20(4), 225-230, 1992, 科学基礎論学会 https:…

鈴木聡志(2007)『会話分析・ディスコース分析―ことばの織りなす世界を読み解く』

小特集 談話分析 https://contractio.hateblo.jp/entry/20200925/p0会話分析・ディスコース分析―ことばの織りなす世界を読み解く (ワードマップ)作者:鈴木 聡志発売日: 2007/11/10メディア: 単行本 版元:会話分析・ディスコース分析 - 新曜社 本から広がる…

小特集:科学的知識の社会学と社会認識論

論文執筆準備作業進捗報告互助会用 bit.ly 特集:科学社会学の続き https://contractio.hateblo.jp/entry/20191113/p0 「社会認識論」だと「〈社会認識〉論」なのか「〈社会〉認識論」なのかはっきりしないので、「社会的認識論」と記していただきたい。 Alv…

お買いもの:オーガスティン・ブラニガン(1981→1984)『科学的発見の現象学』

数十年ぶりに手にとった。これまた80年代の刊行物。科学的発見の現象学作者:A. ブラニガンメディア: 単行本[asin:B000J764ZY] Augustine Brannigan, The Social Basis of Scientific Discoveries, 1981. 序(マイケル・マルケイ) 第一章 発見問題と自然概念…

お買いもの:ライデスドルフ(1995→2001)『科学計量学の挑戦』

科学計量学の挑戦―コミュニケーションの自己組織化作者:ルート ライデスドルフ発売日: 2001/01/01メディア: 単行本 科学計量学の挑戦 - 玉川大学出版部 玉川大学出版部の本 訳者の序 日本語版への序 序 第 1章 科学計量学と科学論 1.1 科学計量学の挑戦 1.2 …

小特集:科学戦争

Alvin I. Goldman(1999)Knowledge in a Social World, Oxford UP. 『現代思想1998年11月号 特集=サイエンス・ウォーズ』 金森修(2000/2014)『サイエンス・ウォーズ』 新装版:[asin:4130101285] 近藤和敬(2018)「金森修の科学思想史と哲学研究にとって…

お買いもの:金森修(2000/2014)『サイエンス・ウォーズ』

旧版を買った。 サイエンス・ウォーズ作者:金森 修メディア: 単行本新装版:[asin:4130101285] 現代思想1998年11月号 特集=サイエンス・ウォーズ発売日: 1998/11/01メディア: ムック

近藤和敬(2018)「金森修の科学思想史と哲学研究にとっての科学思想史の役割」

近藤和敬(2018)「金森修の科学思想史と哲学研究にとっての科学思想史の役割」 人文学科論集 鹿児島大学法文学部紀要 (85), 99-112, 2018-02https://ci.nii.ac.jp/naid/120006401569 1. 金森修の「科学思想史」について 2. フランス・エピステモロジーにつ…

特集:研究不正/研究公正

お買いもの。 ブロード&ウェード(1983→1988)『背信の科学者たち 論文捏造はなぜ繰り返されるのか?』[asin:4062575353:] 杉晴夫(2014)『論文捏造はなぜ起きたのか? (光文社新書)』光文社https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334038175 谷岡一…

お買いもの:谷岡一郎(2015)『科学研究とデータのからくり』

科学研究とデータのからくり 日本は不正が多すぎる! PHP新書作者:谷岡 一郎発売日: 2015/10/23メディア: Kindle版https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-82654-7 はじめに なぜ不正を行うのか 序章 研究とミスコンダクト──本書の内容につ…

ロバート・マートン祭り

研究公正研究会(http://bit.ly/2020_Merton)の準備。 総特集:科学社会学 - 呂律 / a mode distinction の続き。 Robert K. Merton Sociology of Science: Theoretical and Empirical Investigations作者:Merton, Robert K.発売日: 1973/12/28メディア: ハ…

Debora Hammond (2003) The Science of Synthesis

The Science of Synthesis: Exploring the Social Implications of General Systems Theory作者:Deborah Hammond出版社/メーカー: Univ of Oklahoma Pr発売日: 2003/06/01メディア: ハードカバー Preface xi Acknowledgments xvii Prologue: The Quest for P…

Arnold Thackray (1984) CASBS: Notes toward a History

スタンフォード大学の図書館は行動科学高等研究センターの古い写真を公開しており、こんなものを見ているとそれだけで人生が終わってしまう。 マートンが写っているもの。1955年のディナーの様子:https://searchworks.stanford.edu/view/yr244gb1114 Center…

ズッカーマン(2018)「科学社会学とガーフィールド効果」

科学計量学の重鎮ユージン・ガーフィールドとマートンとの関係について。 A4で印刷したら54ページにもなった。 Harriet Zuckerman, "The Sociology of Science and the Garfield Effect: Happy Accidents, Unanticipated Developments and Unexploited Poten…

総特集:科学社会学

論文執筆準備作業進捗報告互助会用 http://bit.ly/2020Merton ウェーバー(1919)『職業としての学問』 オグバーン(1922→1944)『社会変化論 (1944年)』育英書院 ジョン・デスモンド・バナール(1939→1951/1981)『科学の社会的機能』創元社/勁草書房 ズナ…

借りもの:有本章(1987)『マートン科学社会学の研究』

広島スクールの高等教育論。 有本章(1987)『マートン科学社会学の研究―そのパラダイムの形成と展開』 福村出版 序章「研究の目的と方法」 第一部「科学社会学におけるマートンの位置」 第一章「教育社会学とマートンの科学社会学」 第二章「マートンの科学…

マイケル・マルケイ(1979→1985)『科学と知識社会学』

この本の章だては、「科学的知識が知識社会学の主題になるためには、間に「新科学哲学」が必要だった」というストーリーになっている。「なぜ科学的知識が知識社会学の主題になるために科学哲学を間に挟む必要があったのか」という問いは問われてよい問いの…

バリー・バーンズ(1985→1989)『社会現象としての科学』

社会現象としての科学―科学の意味を考えるために作者:B. バーンズ出版社/メーカー: 吉岡書店発売日: 1989/01メディア: 単行本 はじめに 第一章 科学の興隆 成長 成長の背景 近代科学 科学/技術と軍備 第二章 科学者社会の内部で 研究の社会性 誰が重要か 何…

プライス(1963→1970)『リトル・サイエンス、ビッグ・サイエンス』

Derek J. de Solla Price, 1963, Little Science, Big Science (Great Britain Pegram Lecture) ISBN:0231918445. Columbia University Press. リトル・サイエンス、ビッグ・サイエンス (1970年)作者:デレック・プライス出版社/メーカー: 創元社発売日: 1970…

倉橋重史(1983)『科学社会学』

科学社会学作者:倉橋 重史出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 1983/01メディア: 単行本 はしがき 第1章 科学と社会 第1節 科学社会学はなぜ必要か 第2節 科学とは何か 第3節 科学と社会 第2章 科学の社会学的研究の系譜 第3章 科学社会学の展開 第4章 …

倉橋重史(1968)『技術の社会学』

技術の社会学 (1968年)作者:倉橋 重史出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 1968メディア: -

特集:マルケイ&ギルバート(1984→1990)『科学理論の現象学』

科学理論の現象学作者:ギルバート,G.ナイジェル,マルケイ,マイケルメディア: 単行本 Opening Pandora's Box: A Sociological Analysis of Scientists' Discourse 著者が原著を公開している。 http://cress.soc.surrey.ac.uk/opb/https://www.academia.edu/22…

ダイアナ・クレーン(1972→1979)『見えざる大学:科学共同体の知識の伝播』

見えざる大学―科学共同体の知識の伝播 (1979年)作者:ダイアナ・クレーン出版社/メーカー: 敬文堂発売日: 1979/07メディア: - Invisible Colleges: Diffusion of Knowledge in Scientific Communities ISBN:0226118568

お買いもの:D.C.ペルツ & F.M.アンドリュース(1966→1971) 『創造の行動科学―科学技術者の業績と組織』

総特集:科学社会学 http://bit.ly/2020_Merton 1954-1960年にかけておこなわれたミシガン大学社会行動研究所による調査の報告。 『組織における科学者:研究開発のための生産的な雰囲気』 創造の行動科学―科学技術者の業績と組織 (1971年)作者:長町 三生,F.…

借りもの:Jerome R. ラベッツ(1971→1977)『批判的科学―産業化科学の批判のために』

批判的科学―産業化科学の批判のために作者:J.R.ラベッツ出版社/メーカー: 秀潤社発売日: 1977/07メディア: 単行本 Scientific Knowledge and Its Social Problems ISBN:0195197216 序章 第一部 科学的経験の諸相 序論 第一章 科学とは何か 第二章 産業化科学…

松本三和夫(1998/2016)『科学社会学の理論』

これはいただきもの:https://contractio.hateblo.jp/entry/20160316/p1 初版:『科学技術社会学の理論』木鐸社、1998年 科学社会学の理論 (講談社学術文庫)作者:松本 三和夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/03/11メディア: 文庫 学術文庫版によせるメ…