この本の章だては、「科学的知識が知識社会学の主題になるためには、間に「新科学哲学」が必要だった」というストーリーになっている。「なぜ科学的知識が知識社会学の主題になるために科学哲学を間に挟む必要があったのか」という問いは問われてよい問いの一つであろう。
A number of his students have gone on to take distinguished academic posts, including Nigel Gilbert, Steve Woolgar, Steve Yearley, Andrew Webster and Jonathan Potter.
https://en.wikipedia.org/wiki/Mike_Mulkay
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内容
2-4 知識=要求の査定 The assessment of knowledge-claims
「knowledge-claims」は索引を見ると異様にたくさん(11個)拾われている。しかも拾い方がおかしい。初出(28頁)の箇所では解説なしに登場している。
ちなみに原著でPDF検索すると59件、邦訳では117件ヒットする。
- [1-1] 28-30
- [1-2] 35-39
- [1-3] 51
- [1-4] 56-64
- [2-4] 110-134
- [3-1] 141-142
- [3-1] 145
- [3-3] 166-198
- [3-3] 200-203
- [4-1] 221-223
- [4-2] 252-257
文献
1-4 科学の社会学
- De Gre, G. (1955), Science As A Social Institution: An Introduction To The Sociology Of Science
標準的科学観に基づく科学社会学観。
「実在の世界は、それについてのわれわれの知識から独立に存在する。またこの世界は、接近の過程を通じてある程度まで知ることができる。そしてこの知識は、それが実在の構造に接近するか、これと同形である度合いにしたがって真理である」
→社会学は加賀くんお現実的な認識内容に関わるべきではなく、また確証された知識そのものに関わるのではなくて、客観的知識の到達を可能なら占めるような社会的条件に関わるべきである。
第三章 科学の文化的解釈
- Mitroff, Ian I. (1974) The Subjective Side of Science: A Philosophical Inquiry into the Psychology ofthe Apollo Moon Scientists, Amsterdam: Elsevier. ISBN:0914105213
https://en.wikipedia.org/wiki/Ian_Mitroff