涜書:ハッキング「ゴフマンとフーコー」

冗談のようなタイトルだが 意外に──とかいうたらアレだが──面白いじゃんこれ。(脇道の話が....。)

「ひとびとをつくりあげるmaking up people」ってのを調べるには、フーコーもゴッフマンも、どっちも必要だよ。という話。・・・というのだけ聞くと「すげーつまんなそう!」と思うでしょうがw。まぁまだ本論に入ってないのでよくわからんけど。
  • Ian Hacking, 2004, Between Michel Foucault and Erving Goffman: between discourse in the abstract and face-to-face interaction, Economy and Society, vol.33



著名なフェミニストgoogle:ドロシー・スミス に1985年に質問したときの以下のような示唆から私はこの仕事に着手した。「今現在変わりつつある重要な社会・人間概念のよい例はありますか。」「児童虐待を見てみたらどうでしょうか」と彼女は慎重に答えた。[きたさん訳]

うひゃ〜〜〜〜。ここでこの名に出会うとは超びっくり。

謙虚で真面目なハッキング♪萌え♪萌え♪


そういやドロピーはカナダの人でしたっけね。

第六回出版準備研究会

@新宿。



前半戦。

    • Sharrock, W. and I. Leudar, 2002 "Indeterminancy in the past," History of the Human Sciences, 15(3), 95-115.

平易で親切な解説‥‥かと思ったらそれは最初だけ。とちゅうでいきなり晦渋に。むつかしすぎて死ぬかとおもった。
それに対するハッキングの返答...:

    • Hacking, I., 2003 "Indeterminancy in the past: on the recent discussion of chapter 17 of the Rewriting the soul," History of the Human Sciences, 16(2), 117-124.

なんかどっちもどっちのやりとり。お互いに、本気で真面目には 相手の仕事を読んでいない感じが。


後半戦。

    • Lynch, M., 2001 "The contingencies of social construction," Economy and Society, 30(2), 240-254.

「いやー ハッキング偉いね!すごいね!面白いね!」と 思い切りほめ殺し攻撃を仕掛けつつも、最後に

でもルーピング効果とかって ゴフマンが既に謂ってる よね。
まぁ君、社会学者じゃないから知らなくても仕方ないけど。

と血も涙もない落とし方でキメる(!)マイケル・リンチ先生。


これがEMクオリティ。


──と突っ込まれて、なんとハッキング、真面目にゴフマンを読む!読む!読む!

    • Hacking, I., 2004 "Between Michel Foucault and Erving Goffman: between discourse in the abstract and face-to-face interaction," Economy and Society, 33(3), 277-302.

でもなんか.... おぃぉぃ.... 「ミクロ=マクロ リンク」みたいなはなしになってね?


これでいいのかハッキング...。

記憶を書きかえる―多重人格と心のメカニズム

記憶を書きかえる―多重人格と心のメカニズム

お客さま



俺が東大で社会学を学ぶ。

11字。



帰れ。



この三者間になんの関係がw。

google:手術台+ミシン+蝙蝠傘 みたいなアレですか。