ヴリクト『説明と理解』第二章「因果性と因果的説明」

再訪。本日は第二章をもうちょっと丁寧に読みますよ。
1971年出版。アンスコムの『インテンション―実践知の考察』は1957年刊。けっこう間があいてますね。

説明と理解 (1984年)

説明と理解 (1984年)

Explanation and Understanding (Cornell Classics in Philosophy)

Explanation and Understanding (Cornell Classics in Philosophy)

原著も買っておこうかな...


■2章の結論を確認。

[p.105-106]

  • 大意: 「因果論」と「人間の自由」は矛盾しないよ。それどころか、「出来事の関係を因果的に把握する」こと──には反実仮想が含まれているのであって、そ──のためには「自由」は必須の前提だよ。


■目次

第二章 因果性と因果的説明

  1. 因果関係
  2. 条件
  3. 時間と因果関係
  4. 世界のモデル
  5. 因果分析
  6. 因果的説明
  7. 閉じた系
  8. 基本行為
  9. 行為と因果関係
  10. 因果関係の非対称性

邦訳の目次はえらく縮約してあるね。


※メモ

基礎行為(basic action)

[p.86-87]

因果関係と反実仮想

[p.]

箙光夫編『保育社会学入門』

読了。2004年刊行。

保育社会学入門

保育社会学入門

編者の方は、千葉明徳短期大学(福)学長さんだそうです:http://www.chibameitoku.ac.jp/tandai/campuslife2.html

  1. 保育社会学という視点
  2. 保育の実態をどう理解するのか
  3. 子育て支援の動向──乳児保育を中心に
  4. 乳児栄養法の歴史から見えてくるもの
  5. おむつの変遷とその文化的背景
  6. 園舎(施設)の変遷に見る保育環境
  7. 保育における共同性
http://www.kenpakusha.co.jp/


※メモ

第1章
第2章

[沖縄の無認可保育園のフィールドノートと幼稚園教諭へのインタビュー]

第3章

[「子育て支援」を乳児の生活から考える]

※参照文献

第4章
第5章

「昔の子どもは裸だったよ」という話。

第6章
第7章
  • 大意:「「保育における共同性」と「公共性」との関係について考えてみようとしましたが結局わかりませんでした」


[いつか読む]

日本の幼稚園―幼児教育の歴史 (ちくま学芸文庫)

日本の幼稚園―幼児教育の歴史 (ちくま学芸文庫)