- Carolyn Snyder、『ペーパープロトタイピング:最適なユーザインタフェースを効率よくデザインする』、黒須正明訳、384ページ、オーム社、SBN:4274065669、2004/06、3,360円
「ペーパープロトタイピング」とは、実際にプログラミングを組んだり、インタフェースをデザインする前に、紙などを使った二次元の試作品でユーザビリティテスト(ユーザの意見を取り入れて、実装前に問題点を洗い出す作業)を行うことです。紙でテストすることにより、初期段階のデザインミスや、不具合の修正が容易にできるので、コストの削減につながります。
本書は、「ペーパープロトタイピング」の実行方法について網羅的に説明しています。また、ほとんどのほとんどのユーザビリティテストに共通する、現場からの失敗例や成功例などの体験談も豊富に掲載しました。この一冊で、ペーパープロトタイピングとユーザビリティテストのノウハウを理解できます。ソフトウェアデザイナ、プログラマ、Webデザイナの方々必携の一冊です