頂きもの:五十嵐素子「「相互行為と場面」再考」

「と」で、向かっちゃいますか。

そういや、今年は学会で『年報』売ってなかったんだよな。なので入手してません。


前半部のまとめ:

 [p.217]

この知見だけでも面白いとおもうし、この方針に従った研究によって明らかになる事は──直感的にいって──たくさんありそうな気がする。が、

  • これって、かつて「役割理論」と呼ばれたもののヴァリエーションちゃうんか
  • 「制度的場面」を語るのに、その「制度性」を、(役割)カテゴリーに結びついた「連鎖の特徴」(特徴的連鎖)に帰するのであれば、それは一つ水準を変えただけの「古い社会学の議論」ちゃうんか

などなどといった疑念は生じるところ。
果たして、この論文の主題は、まさにそちらのほうにある。

 [p.219]