涜書:ローレンス・ストーン『家族・性・結婚の社会史:1500年‐1800年のイギリス』

7章注25。「友愛結婚」についての参照。

家族・性・結婚の社会史―1500年‐1800年のイギリス

家族・性・結婚の社会史―1500年‐1800年のイギリス

フランスについて同じテーマをあつかった、この本と同じくらいまとまってて読みやすい本はないですかね。>識者さん
『パッシオン』邦訳刊行にあわせて、これも再刷してみるとかどうよ。


第2章「人口動態上の諸事実」および、7章での参照先である 第4部「閉鎖的家庭内的核家族の時代1640〜1800年」を再読。
第4部目次:

  • 第6章 情愛的個人主義の発達
    • 序論
    • 社会における情愛的個人主義
    • 家庭における情愛的個人主義
      • 家父長制への攻撃
      • 家庭礼拝の衰退
      • 個人と身体のプライバシー
    • 結論:変化の諸原因
  • 第7章 配偶者の選択
    • 理論
    • 実態
  • 第8章 友愛結婚
    • 友愛結婚の勃興
    • 初期のフェミニスト運動
    • 女性の教育
    • 事例研究
    • 独身者たち
    • 結論
  • 第9章 親子関係
    • 子ども中心的、情愛的、許容的子育て様式
      • 変化の一般的指標
      • 子育て慣行の諸変化
    • 子育ての諸様式とその社会階層区分

何度読んでも陰々滅々とした気分にさせてくれる名著ですな。
というかルーマン読んでるよりよっぽど面白いんですがどうしたものでしょうか。


ピューリタニズムの崩壊とその副産物:

[p.214-]

恋愛小説と巡回図書館:

[p.234-236]

ロマンチック・ラブの流行が産み出すフラストレーション:

[p.237-]

17c末の「女嫌い」:

[p.326-]