涜書:『東京の歴史』『歴史の名著』『ゲーム理論』

夕食前半。俺が図解のお勉強をするスレ。略称なし。

図説 地図とあらすじで読む歴史の名著

図説 地図とあらすじで読む歴史の名著

図説・歴史で読み解く東京の地理

図説・歴史で読み解く東京の地理

どっちも面白かったです。いや〜、こういう本好き。
でもこれって、図説っていうか、地図と年表じゃね?
当面の目的には関係なし。


ゲーム理論 (図解雑学)

ゲーム理論 (図解雑学)

まで すごい勢いで。


これいいかも。
左側一頁が解説。右側一頁が図。ずっとそれで一冊。うわ ぜいたくー。
図の見方とかからわかんないときってあるからな。「利得行列ってどの順番で読むんだ?」とか。初めて見た時にはたぶんわからない(‥‥という人のほうが圧倒的に多いと思うのがどうだろうか)。 同時ゲームと交互ゲームも──もちろん文字で説明してあれば それでまぁわかるわけだが──絵なら一瞥でわかる。初心者はそういうところでまずつまづくものかもしれない。いくら文章を「わかりやすく」してみても、でも「読むのには時間がかかる」という点はかえられない‥‥という事実は軽視されがちだけど、でも基本的にそれは、理解にとって障害となることなのでありますとかあたりまえのことをつい言ってみる。

基本的に、「イラスト」の部分にはあんまり利得はなくて、テーブルとか数式に──ふつうの組版ではできない──キャプションをいれてるところは、「なんかしてもらった」感がある。という感じ。
そういうのは、「「漫画でわかる物理学」みたいな本で物理学がわかるようになることは決してない」という絶対的な真理とおなじような事情でありましょう。
数式の利得は、意味を著しく圧縮して提示できるところにあるわけだけど、それは「読者が、その都度の文脈にあわせて意味を展開できる」ことを前提にしている。初学者がまずつまづくのは、もちろん、この「展開の仕方」がわからない、というところなわけで。そこで「まずこれをやって、次にこれをやって」と、手続の見本を示してもらうと、次からはその真似ができる、という事情があるわけでしょう。たぶん。(展開には時間がかかる、というところも鬼門であります。「途中でなにしてたんだかわからなくなってしまう」とか、ふつうにあるような気がするなぁ。)
でも、数学の得意な人には、「そんなのできてあたりまえ」だったりするし、そもそも「圧縮できるからいい」ものをわざわざ展開して書くのは無駄なこと、でもあるわけで。なので普通の本はそんなことはしないわけですなぁ あたりまえだけど。(でもそれが
っていうのはつまり、「考える」のではなくて、手を動かして実際展開する訓練が大事だってことが
わかんないと、数学のできないひとはずっと一生数学ができないまんまなのだ たぶん。いあまぁ誰かがそうでもわたしはいっこうにかまいません。)

あれ? なんのはなしだ。


というか、これ学習参考書のつくりかたか!