本日のお勉強

計量社会科学入門@統計数理研究所
大先生の講義がいちまんえんで聞けるというのでいってきたよ。大先生は後半戦にならないと出て来ないらしいよ(泣。


初回である本日の講義は ほぼ「ガイダンス」だったわけですが、「本筋」がどこにあるのか たいへんわかりにくいものでありました。

  • ごにょごにょいいすぎ。
  • いいわけしすぎ。
  • 「これはあまり関係ないのですが」というなら、関係ない話はしない。
  • 「細かい話なので忘れてもらっていいのですが」というなら、細かい話はしない。
  • 「本筋から外れますので」というなら、本筋から外れた話はしない。
  • 「よく知らないんですが」というなら、よく知らない話はしない。

──あなたのちょっとした勇気で 沢山のひとの命が救えます。

俺は途中 何度も睡爆しそうになったよ。


あとから(=帰宅車中にて)振り返ってみたところ、おおむねこのような話を「本筋」としたかったのだろうと推察される。
■メモ:

  • 「確率・統計」っていうけど、確率と統計はもともとは関係ない。
  • 数えて集めたデータの特徴をみるための技術が「統計」。
    • こういうのを「記述統計学」という。
    • 17c〜19c半ばまではずっとそれ。ペティの「政治算術」とか。
    • 19c後半になると、そこに「確率」の観点を加えて、「手もとのデータをもとに推定をおこなう」という考え方が出てくる。これが「推測統計学」。
  • この連続講義では、1-3 で記述統計、4-5 で推測統計(、残りの5回でもうちょっとモダンな話)をやる。
  • 「データの特徴をみる」のが統計学の仕事だから、図表化が大事。
  • データの種類には、〈離散データ/連続データ〉|〈量的データ/質的データ〉がある。
    • (略)
  • データの特徴の読み方の初歩は、比をみたりソートしたりすること。
    • 対数軸を使うとよいデータもある。(ex. 経済学における「弾力性」、経験曲線、効用関数)
  • データが大量になるとそれじゃ間に合わない。→まずは度数分布をみる。


ほんとはこの先に、「ローレンツ曲線」「パレート図」「ジニ係数」の話をする筈だった(ようだ)が、ここ↑までで2時間半おわってしまったよ(涙....。

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