利益の支配 vs プロテスタントの倫理

いかん。朝になってしまったぞ。

情念の政治経済学 (叢書・ウニベルシタス)

情念の政治経済学 (叢書・ウニベルシタス)

今日、プルードンフリードマンの言ってることはよくわかる。すぐに理解できる。でもモンテスキューの言ってることはすぐには理解できないものになってしまった。その距離が、資本主義を理解するために必要なのであり、まただから思想史研究というものが必要なのだ。――という話。

この本の主題は「人性論」なのだが、面白いのは、ひとしく人間本性について 似たようなボキャブラリで 語っていても、

によって、議論がまったく変わってしまう、というところですな。(当たり前と言えば当たり前ですが。)


ケインズに対するものすごく苛烈に底意地の悪い当て擦りに寒くなる。

[p.134-135]

「痛ましい」てwww