涜書:ギノット『子どもの話にどんな返事をしてますか』

子どもの話にどんな返事をしてますか? ―親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる

子どもの話にどんな返事をしてますか? ―親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる

子どもたちは動揺すると、論理的に話しても通じなくなる。怒ると、子供は感情的な慰めにしか反応しないのだ。[p.79]

そんな人とは付き合いたくありません。



礼儀正しさは、礼儀正しく教えよう

 礼儀正しさは 性格的な気質であると同時に、社会的スキルである。それは礼儀正しい親との同一化や、親の模倣を通して獲得される。どんな状況の下でも、礼儀正しさは礼儀正しく教えられなければならない。ところが、しばしば親は、無作法な仕方でそれを教える。[p.102-103]

この違反例は非常にしばしば見かけますね。


ライフハック:不品行の帳簿式アプローチ

悪いことをして台帳の片側に負債を書き込み、週ごと あるいは月ごとにたたかれることで その負債を支払うというやり方 [p.172]

説得の話法

おまえをとても愛しているよ。おまえはほんとうにすばらしい女性だ。だから、おまえのような女性をもう一人連れてきて、いっしょに暮らすことにしたんだ。彼女がおまえの家事を手伝ってくれるだろう。私が仕事にいっているあいだも、おまえはもう一人ぼっちじゃない。おまえと彼女の二人を、私はとても愛しているよ。[p.196]

おまえ 言うな。
褒奨の話法

あなたはいい仕事をしてくれたわ。きっとすばらしい主婦になるわよ。[p.260]


あとこれ読んだ。

子どもが育つ条件―家族心理学から考える (岩波新書)

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