涜書:加藤『〈個〉からはじめる生命論』

「分析形而上学社会学」ワークショップ準備研究会の課題図書。

〈個〉からはじめる生命論 (NHKブックス)

〈個〉からはじめる生命論 (NHKブックス)

  • 序章 「生命」を問い直す
    • 「かけがえのない生」が揺らぐ時
    • 反・生命の倫理学に向けて
  • 第1章 胎児や脳死者は人と呼べるのか――生命倫理のリミット
    • 「生命」とは何か
    • 胎児とは“誰”のことか
    • 脳死者と胎児の差異
  • 第2章 「生まれない方がよかった」という思想――ロングフル・ライフ訴訟をめぐって
    • ロングフル・ライフ訴訟とは何か
    • ロングフル・ライフ訴訟の実例
    • 「生きるに値しない人」は存在するか
    • 「生命」の至上価値を疑う
  • 第3章 私という存在をめぐる不安
    • 存在の「意味」をめぐる不安
    • 存在の「根拠」をめぐる不安
    • 存在の「事実」をめぐる不安
    • 〈非在者の驕り〉を批判する
  • 第4章 「生命」から「新しい人」の方へ
    • 人間はいつから「生命」になったのか
    • 「誕生」の哲学・序説