借りもの2:日高六郎監修(1961)『マスレジャー叢書2:マスレジャー論』

クレメント・グリーンバーグ「インダストリアリズムの時代における労働と余暇」所収。

解説(香内三郎

 この翻訳はエリック・ララビーと、ロルフ・マイヤースンを編者とする『マス・レジャー』に多くを負っている。(Ed. Eric Larrabee, Rolf Meyersohn Mass Leisure, The Free Press, Glencoe, Illinois. 1958.)。
 マイヤースンは、フォード財団の基金でつくられているアメリ社会学における「余暇」研究のメッカ、シカゴ大学の「余暇研究センター」の調査部長をつとめている。以前にはコロンビア大学で教えていた。[213]

I

II

  • 第三章 文明における<あそび>の役割 ヨハン・ホイジンガ / p27
  • 第四章 新しいモラルの誕生 マルタ・ヴォルフェンシュタイン / p54
  • 第五章 ?隠遁?と?慎しみ?のイデオロギー ポール・ハルモス / p71

III

  • 第六章 産業社会の余暇と仕事 ダヴィッド・リースマン / p99
  • 第七章 「ホビー」の変遷 エリック・ララビー / p141
  • 第八章 酒を飲む動機の?型?について ジョン・W・ライリー チャールズ・F・マーデン マルシア・リフシッツ / p152
  • 第九章 「あそび」としてのセックス ネルソン・N・フート / p164
  • 第十章 アメリカのスポーツ グレゴリイ・P・ストーン / p174
  • 第十一章 青年とポピュラー・ミュージック ジョン・ジョンストン エライア・カッツ / p194
  • 解説 香内三郎 / p213