借り物：的場昭弘 編訳著（2013）『新訳 初期マルクス』

初出誌の複写から新訳、逐行解説、解説論文まで諸々収録して驚きの490頁3800円。これは安い。
残念ながら版元である作品社の頁には目次が載ってないのでこちらに載せておく。

新訳 初期マルクス――「ユダヤ人問題に寄せて」「ヘーゲル法哲学批判‐序説」 作品社：http://www.sakuhinsha.com/philosophy/24074.html

はじめに　なぜマルクスは『資本論』を書かねばならなかったのか？ 資料　『独仏年誌』に掲載された「ユダヤ人問題に寄せて」「ヘーゲル法哲学批判 - 序説」──1844年オリジナル版 第一編　「ユダヤ人問題に寄せて」、「ヘーゲル法哲学批判-序説」のオリジナル版からの訳 第二編　解説編 「ユダヤ人問題に寄せて」 「ヘーゲル法哲学批判-序説」 第三編　資料編 『独仏年誌』の表紙と裏表紙 アーノルト・ルーゲ「『独仏年誌』の計画」 ブルーノ・バウアー「今日のユダヤ人とキリスト教徒が自由になる可能性」 モーゼス・ヘス「パリからの手紙」 パスカル・デュプラ「パリのヘーゲル学派──アーノルト・ルーゲとカール・マルクスの編集による『独仏年誌』」 マルクス、ルーゲ、フォイエルバッハ、バクーニン「1843年の往復書簡」 カール・マルクスの父　ハインリヒ・マルクスの書簡 ハインリヒ・マルクス「我が国とプロイセン王国との幸いなる併合の際の1808年3月17日のナポレオン令に関するいくつかの注意書き」 第四編　研究編 第一章　マルクスとユダヤ 第二章　マルクス家とユダヤ教 第三章　『独仏年誌』と独仏関係──ラインラントをめぐって 第四章　ルーゲとフランス──ヘーゲル左派と独仏関係 あとがき