ピエール・ロザンヴァロン(1979/1989→1990)『経済自由主義』


ユートピア的資本主義―市場思想から見た近代

ユートピア的資本主義―市場思想から見た近代

第一部 経済と市場社会 [21]
  • 第一章 一七、一八世紀における社会成立と社会調節の問題 [23]
    • 1 情念算術と社会の成立 [23]
    • 2 社会形成としての政治、ホッブズからルソーへ [28]
    • 3 社会調節としての法、エルヴェシウスからベンサムへ [43]
  • 第二章 誠治を実現するものとしての経済(市場と契約) [49]
  • 第三章 新しい商業、あるいは市場としての市民社会 [82]
    • 1 新しいコメルス [82]
    • 2 市民社会概念の変遷、ロックからスミスへ [85]
    • 3 普遍化した市場という名の社会 [90]
    • 4 新しい世界の社会学 [98]
    • 5 自由放任主義と順調な機能 [104]
  • 第四章 経済の脱領土化 [111]
    • 1 経済的空間と政治的領土 [111]
    • 2 国内と国外 [117]
    • 3 等質空間の形成 [122]
    • 4 経済の脱領土化と所有権の領土化 [130]
    • 5 自由主義の地理的戦略 [135]
  • 第五章 国民国家と市場 [138]
    • 1 国民国家の成立と市場社会の発達――フランスの場合 [138]
    • 2 普遍化――経済的政治的空間地理における市場 [146]
    • 3 政治算術としての経済学の誕生 [153]
    • 4 富の学としての経済学 [163]
第二部 経済イデオロギーの変容 [167]