【乞リクエスト】酒井泰斗&吉川浩満「非哲学者による非哲学者のための(非)哲学の講義」(仮)

朝カル新宿の「ルーマン解読」シリーズがあと2回で終了します。http://socio-logic.jp/luhmann_acc/
そこで、そのあと来年4月以降の開催に向けて

非哲学者による非哲学者のための(非)哲学の講義

という作業タイトルで、吉川浩満さん@clnmn との共同講義シリーズの開設準備を開始しました。
具体的には、

  • a. この哲学書は、こう読むと非哲学者にも面白い
  • b. この非哲学書は、哲学にも関心のある人であれば こう読むと面白い

といった方向で、それぞれが本を推薦しながら解説したりするようなものを考えています。


非哲学者が哲学とつきあうことは、必ずしもよいことだけがあるわけではないでしょう(たとえば、哲学書を読むよりは、「毎朝冷水摩擦とラジオ体操を」((c) 三島)した方がよい人・場合も多々あるはずです)。そうした側面も見据えつつ、講義の場が、非哲学者による哲学とのつきあい方のサンプルを示す場ともなれば、と考えています。

ということで。

  • 酒井吉川の二人にこんな本を取り上げて欲しい。
  • こんな趣向を取り入れてはどうか。

といったリクエストやアイディアを募集します。

またそれとは別に、参考のために、「非哲学者による哲学講義」の先達にはどんな人がいるか、ご存知でしたら教えてください(「哲学」の範囲設定次第で外延がかなり変わりそうですが)。


なお、講義の基本方針は、何割かは、こちらの記事に準じたものになるかと思います。


ちなみに、現時点でa の方向で挙がっている(というか吉川さんから私へのリクエストとして出ている)のは、オースティンの論文集やハイデガーのテクストなどです。b の方向では(私自身は)ビジネス書などを取り上げることも考えています。また吉川さんが近著『サル鍵』で取り上げたような本も、講義で扱う候補に入るはずです。
二人それぞれが「最初の一歩」として b 方向の候補として挙げた書籍は以下のものでした。

酒井吉川