立岩真也(1997/2013)『私的所有論』第三章「批判はどこまで行けているか」


ISBN:4865000062 ISBN:4326601175

  • 扉文 132
  • 1 自己決定の条件 133
    • [1] 批判を検討する 133
    • [2] 決定のための情報 135
    • [3] 自己決定ではないとする批判 136
    • [4] 他者(達)の侵害/パターナリズム 140

  • 2 公平という視点 147
    • [1] 何が問題にされているか 147
    • [2] 富者しか利用できない? 149
    • [3] 貧しい者が搾取される? 153
  • 3 交換と贈与について 158
    • [1] 交換と贈与について 158
    • [2] 本源性の破壊? 161

注 164

扉文 132

  • 我々が、一方では「その人のものだ」と認めながら、他方では その人による譲渡や利用に抵抗するものがあるのはなぜか。その例として、本章では生殖技術への批判を検討する。
  • 第1節:決定の前提としての情報提供。自己決定と言えるか否か。
  • 第2節:各々の有する資源の不均衡・公平性。利用者の側と代理母の側それぞれの不平等について
  • 第3節:贈与と売却の差異と共通性について。
    「あるものを手段として扱うこと、何かと比較することに対する抵抗があるらしい。だが、決定し譲渡する「私」さえそこに残っており、それ自体は比較されず、譲渡されないものなのであれば、以下その私の決定に服する客体については、どのように扱われても問題はないということにならないか。ここから、再度考察が始まることになる。」