いただきもの:三宅岳史(2012)『ベルクソン:哲学と科学との対話』

どうもありがとうございます。
三宅さんとは、ただいまベルクソン哲学の概説書を制作中。二年以内には刊行できるはずです。乞うご期待。
socio-logic.jp




  • まえがき
  • 序章
  • 第一章 持続概念の形成と連続性の問題
  • 第二章 力・エネルギー概念と決定論の問題
  • 第三章 神経系(ニューロン)概念と心身問題
  • 第四章 エントロピー概念と非可逆性(時の矢)の問題
  • 第五章 偶然性概念と階層の問題
  • 第六章 目的性概念と生物進化(器官の構造と機能)の問題
  • 第七章 時空の概念と宇宙論コスモロジー)の問題
  • 結論
  • あとがき

借りもの

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借りもの:井上芳保編(1992)『苦悩する自己啓発セミナーの研究』

  • 井上芳保編(1992)『苦悩する自己啓発セミナーの研究:解放のイメージを求めて』1991年度文部省科学研究費補助金奨励研究(A) 研究成果報告書
  • はしがき(井上芳保)

第1部 理論篇:苦悩する自己啓発セミナーの研究

  • 自己啓発セミナーの歴史とその意義(徳山隆)
  • 存在芸術における自己実現の可能性──トレーナーからみたセミナー現象(徳山隆)
  • セミナープログラムと人間解放の可能性──身体でわかる解放教育の実践例から(小原仁)
  • 自己啓発セミナーの可能性と危険性──ジャーナリストからみたセミナー現象(片岡義博)
  • セミナー現象を検討する座談会(石川准ほか13名)
  • 批判的理性とルサンチマンの行方──座談会総括のエスノメソドロジー(井上芳保)

実証篇:「気づきのセミナー参加者アンケート」による実証研究

  • セミナー参加者の生活と意識の概要(井上芳保)
  • 参加者からみたセミナーのイメージ──自由回答法によるデータの分析から(高橋和子)
    • [付録]「気づきのセミナー参加者アンケート」単純集計結果

資料篇

借りもの:桑名一央(1972)『セールスマンの自己啓発』

ダイヤモンド社出版事業部長にしてノーマン・ピールやマーフィの翻訳者。この人が ダイヤモンド社における「経営論・自己啓発ニューソート」のセットの開始者=体現者なのだろう。
書籍記載の著者略歴は下記のとおり:

昭和13年東京大学法学部卒業。日本評論社に入社して編集の仕事に撹わった後,ダイヤモンド社に移り昭和25年から41年まで出版事業部長としてビジネス書出版を開拓。その間に『近代経営』『セールス』『セールスマネジャー』などの雑誌を創刊した.
その後ビジネス社を創立してビジネス書を出版したが,現在はもっぱら文筆活動に専念している.
著書に自己啓発36のポイント』『営業部員カイドプック』『セールスガイド』『セールス話術読本』(いずれも共著) ,
訳書に『セールスマネジャー入門』『信念の力』『時間の活用法』『自己を生かす』『大きく考えることの魔術』『心の力の魔術』など多数ある。


ダイヤモンド社サイト内にもこんなコンテンツも:

初代の出版部長は石山皆男が担当し、産業全書シリーズ、実務全書シリーズを出し当てたが紙の統制が行われ中絶してしまった。戦後は桑名一央が出版部長として「信念の魔術」「積極的考え方の力」「三六五日をどう生きるか」など米国の精神修養書の翻訳もので当て、有益な経営学の書籍を多く出版し、わが国に経営学ブームを巻き起こしたりした。

https://www.diamond.co.jp/ishiyama/memorial/c10.htm



  • はしがき
  • 1章 セールスマンと自己啓発──自己啓発に成功するにはどんな心がまえが必要か
  • 2章 あなたは何歳まで働けるか──年齢と能力
  • 3章 自分でやる気を起こすには──動機づけと使命感
  • 4章 あなたはなにを恐れているのか──恐怖心の処方箋
  • 5章 セールスを助ける精神力──潜在意識の活用

借りもの:田辺信太郎・島薗進編(2002)『つながりの中の癒し―セラピー文化の展開』


つながりの中の癒し - 専修大学出版局

  • 序章 セラピー文化のゆくえ (島薗 進)
  • 一章 生命過程とつなぐ―パトス的状況の中での援助 (森岡正芳
  • 二章 セルフヘルプのスピリチュアリティ―ささえあい文化の可能性 (葛西賢太)
  • 三章 文化としてのアダルトチルドレンアディクション共依存 (小池 靖)
  • 四章 ニュータウンと癒しのトポス―与えられた癒しから創生する癒しに向けて (渋谷 研)
  • 五章 多文化社会におけるサポートネットワーク―コミュニティ心理学のアプローチ 箕口雅博)
  • 六章 代替生活世界的コミュニケーションの展開―若者たちに見るポストモダン的共同性 (樫村愛子
  • 終章 健康幻想と癒しの地平 (田邊信太郎)

序章

借りもの:マネジメント別冊編集部(1978)『自己啓発の技術』

『ビジネスマンのための自己啓発百科』(1977年)の改装版。

  • まえがき
第I編 個人能力を高める技術
  • 1 「学び」願望の社会心理的研究(犬田充)
  • 2 ビジネスマンの速読術(矢矧晴一郎)
  • 3 情報の収集・整理・加工術(岩崎隆治)
  • 4 やぶにらみ情報収集学
  • 5 文章の書き方・まとめ方
  • 6 読書案内・100選
  • 7 ジミー・カーターの時間管理
  • 8 話し方・聞き方の技術
  • 9 ビジネスマン英語アタック法
  • 10 楽しくやってます我流自己啓発
  • 11 ユニークな発想のケース

第II編 組織的能力を高める技術
  • 1 ビジネスマンに求められる能力(本多勇)
  • 2 「年齢段階別」能力開発の考え方と背景
  • 3 セールスマンの能力開発
  • 4 技術者の能力開発のポイント
  • 5 管理者-従業員の能力開発の方向
  • 6 中高年者の能力開発
  • 7 各種教育研修技法解説
  • 8 創造性開発の教育
  • 9 欧米ビジネスマンの自己啓発
  • 10 仲間からの自己啓発
  • 11 流通小売業での能力開発
  • 12 研修機関の上手な生かし方
第III編 資料
  • 主要自己啓発参考図書ガイド(作表 岩崎隆治)
    • I 情報と人間
    • II 取材の技術
    • III 見る技術
    • IV 聞く技術
    • V 読む技術
    • VI 雑学のすすめ
    • VII 整理の技術
    • VIII 書く技術

借りもの:小池靖(2007)『セラピー文化の社会学:ネットワークビジネス・自己啓発・トラウマ』

この本は流石にそろそろ購入すべきではあるまいか。


セラピー文化の社会学 - 株式会社 勁草書房

  • はじめに 心理主義の時代
  • 第一章 セラピー文化の社会学をめざして
  • 第二章 ネットワークビジネス
  • 第三章 自己啓発セミナー
  • 第四章 トラウマ・サバイバー運動
  • 第五章 セラピー文化における諸潮流の展開
  • 結語 強い自己から弱い自己へ――セラピー文化のゆくえ
  • あとがき

書評