涜書:スタイン『ローマ法とヨーロッパ』

朝食。読了。つーかブクオフにて立ち読みで読み上げたあと購入したわけだが。

ローマ法とヨーロッパ (MINERVA21世紀ライブラリー)

ローマ法とヨーロッパ (MINERVA21世紀ライブラリー)

160頁で2500年♪

お買いもの:スタイン『法進化のメタヒストリー』

法進化のメタヒストリー

法進化のメタヒストリー

2000円。

法の進化という見方、その道程、即ち思想史的変遷を叙述。進化論の発端を18世紀の道徳哲学の中に求め、生物進化論とも、社会進化論とも異なる法進化論の独自な歴史を立体的に描き出した労作。4万字の訳注を付す。


トッシキ祭り:ワツラヴィック他『人間コミュニケーションの語用論』

少し部屋をお掃除。ようやくみつけた。

人間コミュニケーションの語用論―相互作用パターン、病理とパラドックスの研究

人間コミュニケーションの語用論―相互作用パターン、病理とパラドックスの研究

  • 作者: ポールワツラヴィック,ドン・D.ジャクソン,ジャネット・ベヴンバヴェラス,山本和郎,Paul Watzlawick,Don D. Jackson,Janet Beavin Bavelas,尾川丈一
  • 出版社/メーカー: 二瓶社
  • 発売日: 1998/02
  • メディア: 単行本
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これ、■■い訳だなぁ。

  • 第1章 知的枠組み
  • 第2章 コミュニケーションにおけるいくつかの試案的公理
  • 第3章 病理的コミュニケーション
  • 第4章 人間の相互作用の機構
  • 第5章 劇「ヴァージニア・ウルフなんてこわくない」に対するコミュニケーション的アプローチ
  • 第6章 パラドックス的コミュニケーション
  • 第7章 心理療法におけるパラドックス
  • エピローグ 実存主義と人間コミュニケーション理論 展望

『啓蒙2』でルーマンが参照しているのは、2&3章。

今『百鬼夜行抄』

百鬼夜行抄 (11)

百鬼夜行抄 (11)

百鬼夜行抄 (12) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

百鬼夜行抄 (12) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

社会理論研究互助会:ルーマン『社会の社会』

読書会@西荻。1章5節「ゲゼルシャフト」+6節「作動的閉鎖と構造的カップリング」。

Die Gesellschaft der Gesellschaft

Die Gesellschaft der Gesellschaft

ゲゼルシャフトはいかなる意味でシステムだといえるのか」という点をめぐって、ディスカッションが ややハードにもりあがる。コンセンサスが獲得できる予感すら抱かせないような議論の運びだった気がするけど、まぁそれもしかたがない。だって、こういう議論、ほとんどちゃんとしてこなかったもん。
すくなくとも、考えねばならぬどんな論点があ(り、それに対してどのような読解・見解──のヴァリエーション──)がありうるのか、というところ──の一端──まではわかった。 これはこれで収穫だし、参加者が──私と同じく──「道は遠い」という印象を得ることができていたなら、

そういう保証はまったくない、ってところが恐ろしいが

それはそれで成功であったといえるでしょう、という方向でひとつ。