うわ爆弾が。
さすがは Google....
日曜社会学 - ルーマン・フォーラム | EM番外地
に、「Google翻訳ガジェット」を入れてみたわけです。
翻訳の精度は高くないんだけど、びっくりしたのは、ユーザが Google に対して「訳文の対案」を送ることができること。
さすが。「仕事はユーザにやらせる」。徹底してます。
マウスで画面上の文言を選択すると、原文がポップアップする(これがまずえらい)。で、いっしょに「翻訳を改善する」リンクが出てくるよ。
ところで、はてなにも貼り付けられるようになったんじゃなかったっけ?
サイドバーに単にコピペするとアラート出ちゃうね。
お買いもの思案:斉藤『シゴトはネットで片づける!』
「Googleカレンダーの使い方」のひと。
- 作者: 齊藤和生
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2007/11/22
- メディア: 大型本
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見て決める。
哲学の始まり―初期ギリシャ哲学講義 (叢書・ウニベルシタス)
- 作者: ハンス=ゲオルクガダマー,Hans‐Georg Gadamer,箕浦恵了,國嶋貴美子
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
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涜書:フリーマン『マーガレット・ミードとサモア』
朝食。再訪。
読み進めるだに切ない。
- 作者: デレクフリーマン,Derek Freeman,木村洋二
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1995/05
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まで。
■恐怖!ハイパーコミット過剰同調女!!
[p.67-68]
嗚呼もぅ。イタくて見てらんない。
「いつも左から抜いて行く奴がいる」(© ブルデュー*)。
基本的には その場で受容されやすそうな、しかし――場からの承認を妨げない程度にちょっとだけ――無駄に 尖鋭化=過激化された(したがって単純化された)見解を無駄に手際よく まとめてみせることで、場からの承認と新奇性(〜出し抜き)による敬意の双方を獲得しよう という優等生的戦略に走る人、いるよね。どこにでも。
もうちょっと自由に生きられないもんですかね。まぁいいんだけど。
※ご参考:http://www2.ocn.ne.jp/~iri1/
残りもので夕食。
あと II 再訪。
生活世界とシステムとプラスチックとルーマン*
こういうの 久しぶりにみた**。
- 作者: ウヴェペルクゼン,Uwe P¨orksen,糟谷啓介
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 2007/09/01
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http://www.fujiwara-shoten.co.jp/book/book694.htmプラスチック・ワードの蔓延
糟谷啓介
プラスチックのように思いのままに姿を変え、人工的で、空虚なことば、それは資本主義と社会主義の対立をこえて、現代社会の根底から発した言語現象である。現代の支配的な言語表現は、たかだか30個ほどのプラスチック・ワードの組み合わせからできている。それをあやつるのが専門家や行政官たちであり、わたしたちの生活世界はこのプラスチック・ワードによって「植民地化」されつつある。プラスチック・ワードは一撃で倒せる敵ではないのだ。ペルクゼンは、わたしたちがおかれた状況を冷静に把握することがプラスチック・ワードの支配から抜け出すための第一歩であると言っているかのようである。言語における近代批判
著者自身が述べているように、『プラスチック・ワード』という発想の産婆役となったのはイリイチである。たしかに、ペルクゼンの思考には、イリイチの根源的な近代批判との共鳴がはっきりと聞きとれる。その点からいえば、本書はイリイチの思想を言語の領域で存分に展開したものだといってもよいだろう。
近代科学批判という側面からいうなら、フッサールによる「生活世界の数学化」批判、ハーバーマスによる「生活世界の植民地化」批判などとの結びつきが思い浮かぶ。とくに後者は、ルーマンのシステム論――「システム」はプラスチック・ワードの代表選手である――との対決から生まれたという点で親近性が見られるだろう。本書で用いられる「植民地化」という概念は、おそらくハーバーマスに由来するものである。 [...]
それで、「生活世界」なる恐ろしく可塑的かつ空虚な言葉は「プラスチックワード」なのかどうなのか。あとで本屋で確認してみようと思います。
** 1988年刊らしい。さもありなん。