借りもの:ブルデュー『自己分析』/アガンベン『事物のしるし』

自己分析 (ブルデュー・ライブラリー)

自己分析 (ブルデュー・ライブラリー)

http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1170&zenid=01f921185613d3e4d69c608222c060e5
事物のしるし 方法について

事物のしるし 方法について

http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480847188/
  • 第1章 パラダイムとはなにか
  • 第2章 しるしの理論
  • 第3章 哲学的考古学

お買いもの:『現代思想』2013年8月号(特集:看護のチカラ “未来"にかかわるケアのかたち)

イベントがあると聞いて:

http://www.seidosha.co.jp/index.php?9784791712663
【討議】
【エッセイ】
【看護の知と技法】
  • ケアと感情 ナース・カウンセラーとしてのカウンセリング・プロセスとスーパービジョンから見えてくるもの / 広瀬寛子
【看護実践の現場から】
  • 精神科デイケアにおける「見守る」実践の構造 / 西尾美里
  • 筋ジストロフィー病棟で暮らす患者たちの経験 臥床して暮らすAさんの能動性に注目して / 石田絵美子
  • 血友病患者の病い経験にみる 血友病医療の発展にともなう社会的問題性 / 大村佳代子
  • 〈関係性〉をつくる 重度の精神障がい者の地域生活を支える看護実践から / 近田真美子
【看護×現象学
【看護のエスノメソドロジー
【ケアの拡張】
  • 空想の共生 子どもが母親の不在を受け容れていく歩み / 大塚類 
  • 看護師の精神療法への参加 / J・ウリ 三脇康生+山森裕毅訳

『現代思想』読んだ分のメモ

(20130731)鷲田清一「《臨床》というメタファー」

《臨床》の場でメチエとして培われてきたものに哲学が学ぼうとするとき、《臨床》というメタファーに託されるものの第一は、床(クリネー)に臥している人のところへ出向く医療者のわざ(クリニケー)という、そのギリシャ語源にある。[62]

某所で、「臨床哲学だの臨床社会学だのにおける《ベッド》に相当するものはなんですか」という質問をしたところ、「ベッド関係ないだろうアホかお前」(大意)とバカにされたことをふと思い出しました。

(20130731)松葉祥一「現象学者は普遍的真理の夢を見るか:メルロ=ポンティの「事実的普遍性」」

Schwandt (2007) は、定量研究と質的研究は、その一般化の方法が異なるのだと述べている。すなわち、量的研究が「法則定率的一般化(normathetic generalisation)」を行うのに対して、質的研究は「個性記述的一般化(idiographic generalisation)」を行うのだと言う。[138]

見ろよこれ。19世紀の本じゃないんだぜ? 2007年の本なんだぜ? 著者、生きてるんだぜ?

質的研究の哲学的考察の前に、量的研究の哲学的考察したほうが近道だと思うわ。
ちなみにここは、論文著者自身の考えを述べた所ではありません。
  • 江藤(1995)が文献リストに載ってない。

(20130731)S・P・トーマス「メルロ=ポンティのレンズを通して:看護研究への現象学的アプローチを進展させる」

著者は『患者の声を聞く―現象学的アプローチによる看護の研究と実践 (看護学名著シリーズ)』の人。

  • 機械論的なレンズを捨てる。
  • なぜ勘定の研究に現象学を用いるのか
  • 特定の哲学のレンズを感情の研究のために選びとる
  • 現象学の起源と発展
  • 看護研究における現象学


計量さんが現象学に改心した話。

(20130731)J・ウリ「看護師の精神療法への参加」

50年代末におこなわれたコロックの記録。

(20130731)木村敏+西村ユミ「看護ケアと臨床哲学

このテの話するときは、言語学のひとを一人置いといたほうがいいと思うわ。

(20130731)村上靖彦「ローカルでオルタナティブなプラットフォーム:助産師Eさんと現象学倫理学



(20130801)広瀬寛子「ケアと感情:ナース・カウンセラーとしてのカウンセリング・プロセスとスーパービジョンから見えてくるもの」

(20130801)西尾美里「精神科デイケアにおける「見守る」実践の構造」

(20130801)石田絵美子「筋ジストロフィー病棟で暮らす患者たちの経験:臥床して暮らすAさんの能動性に注目して」