2017年秋の朝日カルチャーセンター講義で本書を取り上げることになりました。
酒井泰斗プロデュース:ルーマン解読6「小宮友根さんと『信頼』を読む」
- 『信頼―社会的な複雑性の縮減メカニズム』 ISBN:4624020243 ISBN:3825221857
- Niklas Luhmann, 1968/1973 Vertrauen: Ein Mechanismus der Reduktion sozialer Komplexitaet.
序言 | 頁数 | タイトル | トピック |
第1章 | 11 | 準拠問題:社会的な複雑性 | |
第2章 | 16 | 存続と出来事 | |
第3章 | 11 | 馴れ親しみと信頼 |
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第4章 | 16 | 複雑性の縮減としての信頼 | 信頼の規定と内的条件 |
第5章 | 14 | 情報の過剰利用とサンクションの可能性 |
外的条件 |
第6章 | 18 | 人格的な信頼 | 人格的信頼 |
第7章 | 25 | コミュニケーション・メディアとシステム信頼 | システム信頼 |
第8章 | 09 | 戦術的な構想:チャンスならびに束縛としての信頼 |
表現に対する信頼 |
第9章 | 10 | 信頼に対する信頼 | 再帰性 |
第10章 | 12 | 信頼と不信 |
閾値 |
第11章 | 16 | 信頼への準備 |
内的条件 |
第12章 | 18 | 信頼と不信の合理性 | 機能的等価物とシステム合理性 |
- 4章:
- 社会的複雑性は期待の一般化によって縮減される
- 信頼においては、自己確信とか意志とか呼べる内的な契機が重要
- これら内的な契機には 1.問題の部分的内部化、2.学習、3.環境のシンボル的操作 などにより可能となる。
- 5章:内的契機の成立のためには環境が構造化されていることが必要
112 第八章冒頭
- 6章:信頼することを望んでいるシステム
- 7章:信頼することが必要なシステム
- 8章:信頼に値することを望んでいるシステム、信頼に値することが必要なシステム