1500-1800年のイギリスの場合

この機会に、手元になかったこいつを探してみる。

古書店にそんなに出てなかったのは意外。結構売れた本じゃないのかなぁ。
2000円にてげと。

結婚観、性意識、夫婦・親子の情愛、子育てと教育など、家族をめぐる諸問題の社会史的起源を、近代以後の経済、宗教倫理、生活意識、文化の諸相に探る。

  • 第1部 序論(問題設定、方法論および概念規定;人口動態上の諸事実)
  • 第2部 開放的血統家族の時代(開放的血統家族の基本性格)
  • 第3部 限定的家父長制核家族の時代(血縁関係、従属関係および共同体の衰退;家父長制の再強化)
  • 第4部 閉鎖的家庭内的核家族の時代(情愛的個人主義の発達;配偶者の選択;友愛結婚;親子関係)
  • 第5部 性(上流階級における意識と行動;ジェントルマン階層の性行動・ピープスとボズウェル;一般市民の性行動)
  • 第6部 結論(諸事実、解釈および1800年以降の諸展開)