涜書:ベイカー&ハッカー『言語のセンスとナンセンス』

昼食後半。

言語のセンスとナンセンス (松柏社叢書―言語科学の冒険)

言語のセンスとナンセンス (松柏社叢書―言語科学の冒険)

  • 序文
  • 第1章 規則:予備的な解明
  • 第2章 規則についての神話
  • 第3章 理解の生成理論
  • 第4章 一周りして

序文と第1章まで。言語学分析哲学の基本的でコアなお約束を、ウィトゲンシュタイン的観点からなで切りにする本(のよう)なので、こりゃ読んで激怒する人も出るわな。内容は面白そうだが 訳は いささか不安。

人物名だけでも相当ヤバい。「ウイットゲンシュタイン」はまあいいとして、「アイヤー」や「カーナップ」も許容範囲だとして、しかしデュルクハイムて。(そこでなんで急にドイツ語読みになるのよ...。) 「タシットな知識」は許容範囲かもしれないが、しかし「超越的演繹」ってのは既にコノヨノモノではない。