涜書:フーコー『知の考古学』

夕食後半。III&IV章再訪。

Archaeology of Knowledge (Routledge Classics)

Archaeology of Knowledge (Routledge Classics)



やっぱわからんもんはわからんな。さすがにそろそろ諦めるか。
しかし「知」の「考古学」ってタイトル*の本で、

「考古学」のほうは、いまや人に説明できるくらいにバッチソ理解できたと思うのだが

「知」ってがなんなのかわかんないと わかったことにならんよなぁ。(嘆息)

* このタイトルは、
  • 《「Savoir」という記述領域を、「考古学」という記述方針でもって扱うよ》
あるいは、
  • 《「考古学」という記述方針を採ると、「Savoir」という記述領域を獲得できるよ》
と述べているのだった。なので、「Savior」がわかっとらんということは、この本がわかってない、ということなのであるよ。
ちなみに、『言葉と物』のほうは、
  • 《この本は言葉と物およびそれらの関係を扱っているよ》
と述べているのではなく
  • 《この本は、言表(〜言説)というものを扱っているのだが、それは言葉でも物でもないよ》
という趣旨のことを述べている。のだった。
ちなみに、『存在と時間』というタイトルは、
  • 《存在の意味は時間だよ》
と述べており、『存在と意味』というタイトルは、
  • 《存在(する)とは意味(すること)だよ》
と述べている。のだった。関係ないけど。