「王国」か「共和国」か

google:えびせんべい共和国

おうこく【王国】

  • 王が支配している国。王制の国。
  • ある方面で大きな勢力をもって栄えている国家・地域や団体などをたとえていう。 「水産--」 「石油--」

きょうわこく【共和国】

  • 共和制を原理とする国家。

きょうわせい【共和制】

  • 〔republic〕 世襲による君主制に対し、主権が複数者にある政治形態。国家元首や人民の代表者を間接・直接に選出し、主権が人民にある民主的共和制と、少数特権階級にのみ主権がある貴族的共和制・寡頭的共和制などがある。 --→君主制

くんしゅせい【君主制

  • 〔monarchy〕 君主によって統治される政治形態。憲法などの制度により制約を受ける制限君主制と、君主の意思が何ものにも制約されない絶対君主制とがある。王政。 →共和制

おうせい【王政】

  • 帝王・国王が行う政治。


といったことはともかくとして、複数のヒット結果から推測するに、「えびせんべい共和国」とは、複数のえびせんメーカーが出店した、試食などができるショッピングモールのようである。

‥‥と思ったのだが、こちらを見ると、1メーカーが出資したようにも読める。

それじゃ共和国の名折れなのでは?
さらにこんな記事が:中小企業家同友会

経営指針を確立して企業づくり、地域再生
えびせんべいの地域で若者が活躍する会社づくり〜
スギ製菓(株) 社長 杉浦 三代枝氏(愛知)

[‥]
 わが社では、本当にえびの味のするせんべいを作っています。そのせんべいを直売します。1つは、地域の皆さんにおいしいものを提供する「えびせん家族」という直販店。もう1つは、三河の大きな温泉街につくった「えびせんべい共和国」。これは、観光バスを停めて販売をするお店です。この2つを中心として直販店での販売を進めていきました。
 ここには、えびせんべいしか置いていません。これが、観光客やバスの業者に新鮮に受け止められました。えびせんべいのみを置くことは大きな決断でしたが、バスは予約なしでどんどん入ってきます。
 この2つとニッチ市場をあわせ、なかなか10億にいかなかった売上が2001年には14億、02年には15億、03年には20億、今年は22億に至ろうとしています。これは、経営理念が社員の腹に本当に落ちた証ではないかと思います。私が「今年の経営指針はこうする」と言った時に、部門ごとに社員が「社長がこうならば、私たちはこう動きます」と、本当に一枚岩になってきました。

売り上げ倍増一枚岩キタ━━━━━━(°∀°)━━━━━━!


  • 行って来たひと:

音羽蒲郡ICの目の前の「えびせんべい共和国」に。数十種類のえびせんべいが全部自由に試食出来るのです。
 1つずつ食べてもけっこう満足出来ます。製造工程を見ていたら中にいたおばちゃんが出来立てをくれたのです。暖かいえびせんべいなんて初めて。ちょっと感激。もちろん、たくさん買いました。
 えびせんべい共和国、知っている方は通です

ところで語感から言うと「えびせん共和国」になりそうなもんだが。そうでもないのか。


いつか一度は行ってみたいものである。