昼食前半。
ぱらぱらする。
- 作者: 守永直幹
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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http://socinfo.g.hatena.ne.jp/keyword/2007%2d09%2d09?kid=14
昼食後半。
- 作者: イアン・ハッキング,渡辺博
- 出版社/メーカー: 産業図書
- 発売日: 1986/12
- メディア: 単行本
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『言語はなぜ哲学の問題になるのか』は1975年。これ↑は1983年。
この二つの間にハッキングは実験室に行き、電子を“ふっ”と吹きかける物理学者をみて、「実在論者」になった(のか?)。
- 「表現」──あるいは〈構文論/意味論〉という区別──は、【物への関わり】を含まない(そこにあるのは「指示」の関係である)。
- 他方、「介入」とは、【物への関わり】である。
- なにしろ、“ふっ”と吹きかける──介入──ことができるのならば、電子は「ほんとうにある」。
‥‥ この議論におかしなところはない。 ・・・というところを出発点にして、「実在論のどこがダメまずいか」について──ふたたび*──ぼんやりと考えてみる午後。
* むかし考えたこと。
- 本物であること/オースティン(1947):http://d.hatena.ne.jp/contractio/19460101/p1
- 存在の金切り声/北田暁大(2001):http://d.hatena.ne.jp/contractio/20051230/1135869529
つまり──ぼんやりとした結論はこのようである──、その事態・議論↑そのものと、「実在論」という立場を採ることとは、違う。ということ。