「社会的経験の概念分析」出版準備研究会/黒田『行為と規範』

3年全12回分の研究会のオーディオファイルを聞きなおしつつ論点のピックアップ作業をしておる昨今ですが。
Apple iPod nano 4GB ピンク MA489J/A は再生速度を変えられないので、こういう作業には向いてない。録音に使っている OLYMPUS ICレコーダー Voice-Trek DS-20 のほうは、再生速度は変えられるけど、フォーマットの制限がきつく かつ 容量が小さい(=全回分持ち運べない)。
こまったもんです。


おうちにある本を読むよシリーズ。

行為と規範

行為と規範

放送大学用の教科書(+α)。
またまた「教科書でおさらいを」とか思って──記憶を頼りに適当に──手に取ったのだが、これがなかなかの難物(またか)。「行為の因果説」の擁護のための一冊。

とりあえず あと7回ほど読んどくか。

I 行為と規範

  1. 行為について
  2. 規範について
  3. 価値と規範
  4. 自然主義の誤り」について
  5. 実践的知識の構造
  6. 意志行為の分析(I)
  7. 意志行為の分析(II)
  8. 人格の概念
  9. 自由と決定
  10. 欲望と意志
  11. 快楽説をめぐって
  12. 功利主義の検討
  13. 正義について
  14. 嘘と約束
  15. 契約と功利
    • 参考文献

II 志向性と因果性

  1. 行為の志向性
  2. 「志向性」の文法
  3. ヴィトゲンシュタインと因果