つづき。
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第09章 組織で働く
- 組織における労働:手始めの例
- 活動中の組織
- ルールを働かせること
- 企業家企業における意思決定
- テクノロジーを働かせる
- 結論
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[前フリ]
■テーマ
- 「組織のなかで分業しながら働くこと」についての研究は、どんなものでありうるか。
■メモ
組織における労働:手始めの例
■トピック
- 例:大学の同僚同士の会話
- [02] 「ウェーバーの官僚制研究」→注候補?
『
支配の諸類型 (経済と社会)』[p.13-16]
- 継続的な・規則にもとづく職務遂行・経営(Betrieb)。
- 権限・管轄権の範囲における職務遂行。
- 官職階層制。階層的に結びついた職務。
- 技術的・規範的な手続規則。その運用に不可欠な専門教育。
- 管理スタッフの、管理手段・生産手段からの完全な分離。
- 官職地位の非専有。
- 管理における文書主義。
活動中の組織
■テーマ
■トピック
- 「ルール(に従うこと)」と「組織の合理性表象」
- →「合理的なシステムとしての組織」表象 → 〈公式組織/非公式組織〉表象 〜ルールによって決まっている側面と決まっていない側面
- EM組織論の古典、ビトナーの議論の紹介: Bittner, E., "The concept of organization" in Turner, R. ed,. 1974 Ethnomethodology, Penguin.
[06-07] このあたり、訳語も訳文もよくわからない。ビトナー論文参照のうえ要再考。
- the gambit of compliance
- a model of stylistic unity
- corroborative reference
■メモ
- [03] 「conception」を概念化と訳すのはキモい。
ルールを働かせること
起業家企業における意思決定
■テーマ
■トピック
■メモ
- [00] 「entrepreneurial firm」は「起業家企業」かなぁ...
- [02] 「アントレプレナー」はカタカナ語でよいのでは。北米の人にとっても「外来語」なんだし、はてなキーワードにもなってるし。でなければ「起業家」か。
- [04] 「organizational contingencies」→著作を確認のうえ訳語を決めるべきところ。
このセクションの結論は、「経営者の意思決定状況は、現実には、合理的意思決定理論で扱えるようなものではない」ということなの??? 「意思決定の
アドホックな性格」なるものについて もうちょっと敷衍してくれないと、ちっとも説得されないなぁ。
■テーマ
■トピック
ここの訳、意味不明:'control and communication systems', that is, systems which involve the structuring of information in order to manage the operation of some environment of objects and activities.
「管制と輸送」?「制御と通信」?
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- 航空管制(ハーパー&ヒューズ:エスノグラフィー)
- 地下鉄管制(ヒース&ラフ:ビデオ分析)
■メモ
- [03] 以下、「control」は「制御」。
- [05] 「privatize」は「私事化」。
- [05] 「スクリーンと向き合っている管制官は」の引用→訳文見直し
- [06] 「public-address system」は「PA装置」とか「拡声装置」とか「放送システム」とか。地下鉄の話なので「車内放送で」でいいような気も。
- [12] 訳文がヘン。「what the technology is, sociologically speaking, is what a given set of workers make of it interactionally.」
このセクションの結論は? 「高度技術のもとでの労働というと、分断された個々人が機械に括り付けられて仕事をしているようなイメージがあるかもしれないけど、そんなことぜんぜんないよ」ということ?
否、「職務」と「コミュニケーション」とを分割することはできない[10]、ということか。
Thus collaborative interaction within the control room involves not just explicit co-operative actions but also, as Heath and Luff (2000:117) point out, the ways in which personnel shape their participation in the activities of their colleagues, even whilst they may be engaged in distinct and unrelated tasks. [p.174]
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結論