マイケル・リンチ『エスノメソドロジーと科学実践の社会学』

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エスノメソドロジーと科学実践の社会学

エスノメソドロジーと科学実践の社会学

本書に関連して、現時点ですでに2つのイベントが予定されています。
関心のあるかたはご予定置きください。

エスノメソドロジー会話分析研究会大会シンポジウム:
「知識現象のエスノメソドロジーの対象と課題:マイケル・リンチの研究を中心に」

エスノメソドロジー研究と科学の社会的研究における主導者の一人であるマイケル・リンチの主著 Scientific Practice and Ordinary Action が、このたび邦訳・刊行されることになりました(2012年初秋の予定)。周知のように、リンチは、科学実践や歴史記述の実践などについての詳細なエスノメソドロジー研究を行い続けているとともに、知識社会学科学社会学エスノメソドロジー・会話分析のこれまでのあり方に対しても今なお批判的論点を指摘し続けています。そしてこのたび邦訳刊行される著作には、こうしたリンチの考え方が凝縮された形でまとめられています。そこでこのシンポジウムは、このリンチの著作を中心に据えながら、彼の経験的研究の概要とその焦点について検討するとともに、彼が既存の研究に対して示してきた批判的論点をも取りあげて検討していきたいと考えています。このような検討を通して、知識現象のエスノメソドロジーのあり方とその意義について、さらには知識現象を社会学的に研究することとはどのようなことなのかについて、会場のみなさんとともに議論できればと考えています。
大会ならびにシンポジウムは非会員でも参加でき、参加費は無料です。

社会学研究互助会第4回:
リンチ『エスノメソドロジーと科学実践の社会学』合評会