借りもの:リチャード・ネルソン(1977→2012)『月とゲットー─科学技術と公共政策』

元ランド研所属の経済学者が、ジョンソン政権以後の公共政策における経済学の役割について反省的に議論したもの。
非常に面白いが、訳書で180頁の小著で表現が縮約的。けっこう難しい。

月とゲットー:科学技術と公共政策

月とゲットー:科学技術と公共政策

  • 第1章 論理的分析の課題
  • 第2章 公共政策分析の伝統的視点
  • 第3章 経済活動の組織とコントロール
  • 第4章 知識と技術の役割
  • 第5章 今日の知的な不安感
  • 第6章 子供のデイケアのための公共政策と組織
  • 第7章 新技術創出への支援とコントロール──超音速輸送機と増殖炉計画からの教訓
  • 第8章 変動する世界における経済活動のガバナンス