2017-01-20 いただきもの:河野有理(2016)『偽史の政治学:新日本政治思想史』 rec どうもありがとうございます。 専門的な日本政治思想史の論文集ですが、序章は一般向けに日本政治思想史の意義を説いたもので 分かりやすく面白いです。 門外漢はまずここを覗いてみましょう。 偽史の政治学:新日本政治思想史作者: 河野有理出版社/メーカー: 白水社発売日: 2016/12/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 序章 丸山から遠く離れて I 眩しい光の傍らで 第一章 「演説」と「翻訳」――「翻訳会議の社」としての明六社構想 第二章 保守対啓蒙?――加藤弘之・福澤諭吉再考 II 「イエ」と「社会」の間、あるいは「新日本」の夢 第三章 「養子」と「隠居」―― 明治日本におけるリア王の運命 第四章 蘇峰とルソー――一八九四年の石井十次 第五章 「自治」と「いやさか」―― 後藤新平と少年団(ボーイスカウト)をめぐって III 〈正統と異端〉を越えて 第六章 「社禝」の日本史―― 権藤成卿と〈偽史〉の政治学 第七章 「スキンシップ」と政治学 第八章 Legitimacy の浮上とその隘路――「正統と異端」研究会と丸山政治学 あとがき http://www.hakusuisha.co.jp/book/b253045.html