I 非西欧的な新しい存在論・科学論
新科学論
新科学論の主張まとめ:
- 〈物質/情報〉
- 〈法則/プログラム〉、「プログラム科学」
- 〈認識科学/設計科学〉
プログラム科学と汎ダーウィン主義
- 「選択」の分類
- [1] 〈外生選択/内生選択〉
- [1a] 外生選択: 自然選択、社会選択など
- [1b] 内生選択: いわゆる主体的選択
- [2] 〈事後選択/事前選択〉
- [2a] 事後選択: 当該プログラムの作動結果の実績に基づく選択。
- [2b] 事前選択: 当該プログラムの作動結果の予測に基づく選択。
- 例:
- (1) 事後外生選択: 生物進化、市場選択
- (2) 事後内生選択: オペラント学習
- (3) 事前外生選択: 権力による事前の弾圧
- (4) 事前内生選択: 意思決定
- [1] 〈外生選択/内生選択〉
- プログラムの選択基準
- DNA性プログラム (一元的選択基準)
- 包括的適応度の最大化
- 言語性プログラム (多元的選択基準)
- (1) 価値合理性: 理念的選択基準
- (2) 目的合理性: 現実的選択基準
- (3) 情動適合性: 現実的選択基準
- DNA性プログラム (一元的選択基準)
- まとめ: 「汎ダーウィニズム」は、〈変異/選択〉を次のように拡張する
- 1) 変異・選択の対象となる何ものかを〈プログラム〉とカテゴリー化する。
- 2) DNA性プログラムから言語性プログラムにいたる「プログラム形態の進化」なる発想を導入する。
- 3) これに応じて〈変異様式/選択様式/選択基準〉カテゴリーを再構築する。