鳥越信吾「シュッツにおけるふたつの未来」/「時間の社会学の展開」/「近代的時間の社会学」

『近代の観察』講義の準備。

  • はじめに
  • 1.シュッツにおける「垂直に積み重なる時間」
  • 2.シュッツにおける第一の未来──〈既知の一様態としての未来〉
  • 3.「知られていないもの」の諸相──〈未知〉と〈非知〉
  • 4.シュッツにおける第二の未来──〈非知の未来〉
  • おわりに
  • 1. 問題の所在
  • 2. 「近代的時間」をめぐる時間の社会学の展開
    • 2-1. 「質的な時間」の探求
    • 2-2. 「近代的時間」の探求
  • 3. 「近代的時間」の性質
    • 3-1. クロックタイムへの着目:「計量可能性」と「抽象性」
    • 3-2. 「書き言葉」への着目:「直線性」
  • 4. 二つの「近代的時間」論と真木悠介四象限図式
  • 5. 終わりに
  • 序 論
第1部 「近代的時間」の社会学的研究
  • 第1章 「時間の社会学」の歴史的展開
  • 第2章 近代的時間の変容──ハルトムート・ローザの加速化論
  • 第3章 真木悠介の近代的時間批判──もう一つの時間の比較社会学
  • 第4章 第一部の結びにかえて──「流れ」のメタファーの問題
第2部 「垂直に積み重なる時間」の社会学的・現象学的研究
  • 第5章 シュッツ社会理論における孤独な自我の構成分析
  • 第6章 シュッツにおける「垂直に積み重なる時間」
  • 第7章 シュッツにおける社会的世界の時間的構成
  • 結 論